AID

精子や卵子の提供で生まれた人が、血縁上のつながりのある提供者が誰かを知ることができるように。子どもの「出自を知る権利」を守るための取り組みが始まった。
第三者から精子や卵子の提供を受けて生まれた子どもたちの「出自を知る権利」。海外では法律で保障する動きが広がり始めている一方、日本では保障されていない。
第三者からの精子提供(AID)で生まれたオーストラリア、ベルギー、日本の当事者たち。自身の体験から、「出自を知る権利」の保障を求める理由を語った。
海外の精子バンクを利用し、妊娠した女性は言う。「子どもが望んだ時に、ドナーを知ることができるようにしてあげたいんです」