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香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)氏は、未許可デモを組織するなどした罪で実刑判決を受けて収監され、6月12日に出所した。
昨年6月末に施行された香港国家安全維持法のもとでは政府批判も容易ではなく、釈放後もかつてのように自由にもの申すことは難しくなりそうだ。
「急に国家が統制して自由を奪う状況になった」(東京外国語大学・倉田明子准教授)
逮捕時に、欅坂46の「不協和音」が頭に浮かんでいたと語った周庭(アグネス・チョウ)さん。民主化を目指し立ち上がる香港の人たちにとって日本のアニメやマンガが果たす役割とは?
香港警察に逮捕された民主活動家の周庭さんが8月11日深夜、保釈された。拘束中、頭の中にずっと浮かんでいたのは、欅坂46の「不協和音」の歌詞だったという。
周庭(アグネス・チョウ)さん、李宗澤(ウィルソン・リー)さんと交流があった、香港育ちのフリーライター・伯川星矢さんが取材に応じた。
「覆面禁止法」がまずは議会の承認を経ずに施行。民主派は「政府のやりたい放題になる」と警鐘を鳴らしている。
「香港の経験から学んで」 周庭さんが日本の大学生に伝えたかったこと。