コラムニストでリプロエージェント代表の勝部元気さんと、
8月11日の"山の日"に、失敗を共有し笑い飛ばす女子会を開催することになった。
今までに参加表明をしてくれているのは、意外なことに
バリバリと働く"かっこいい"女性達。
そんな女性達が、「失敗を自慢し合う」そんな不思議な会。
普段、私たちは自分の失敗を人に話すことは少ない。
ましてや、他人の失敗を聞く機会も少ない。
失敗はよくないこと、失敗は恥ずべきこと、失敗は未熟な証拠...
そんな風に思い込んできたのかもしれない。
いや、そんな風に教えられてきたような気がする。
でも。
失敗したってことは、
挑戦したってことでもあるんじゃないか。
カッコいいことなんじゃないか。
そんなことをふと思いついたとき、
そんな失敗たちを、みんなで笑い飛ばす会があってもいいじゃないか。
しかも女子会だったら、楽しそう。
私と勝部さんは、そう思ったのです。
最近は、「1つの成功体験より100の失敗を共有しよう」という風潮も出てきて、
起業系イベントなどでは、起業時の失敗を共有するイベントなども増えてきた。
だけど、こと女性同士になると、
親友以外では、失敗を共有しあうことは少ない気がする。
「しくじっちゃった」を、武勇伝的に語ることはちょっぴり恥ずかしい。
日々、私が目にするSNSの投稿では、
特に女友達の、キラキラした日常がいつも溢れている。
かっこいいなぁ、素敵だなぁ、とため息をついたりすることもあるけれど、
でもこんな"かっこいい女子たち"が、
実は裏で沢山失敗してきた、なんて話を聞けたら、
とても勇気づけられるかもしれない。
そんな話をしていたら、友人に、
こんな素敵な本を教えてもらった。
アメリカの片田舎の、85歳のおばあちゃんが書いた詩の本。
もしも人生をやり直せるなら、
今度はもっと沢山失敗をしたい。
余計な力を抜いて もっとリラックスして過ごす。
そして、おかしなことを、たくさんする。
もうなんでも、深刻にうけとめることは、やめる。
チャンスがあれば、なんどでも、挑戦する。
(中略)
きっと今よりも、問題は増えるかもしれない
でも、頭の中だけの、心配ごとは減るだろう
(以下略)
"もしも人生をやり直せるなら" ディスカヴァー・トゥエンティワン
さあ、あなたが85歳になったとき
どんなことを後悔しますか?
もっと多くの女性たちが
失敗を自慢し笑い飛ばせるようになればいいな
そんなことを願います。