こんにちは、KitchHIke編集部のYumiです。今回は最近注目のモロッコ人COOK、アマルさんのお宅でKitchHikeをしてきました。
アマルさんはモロッコ出身で勉強のためにフランスへ留学。学校を卒業してからはエンジニアとして仕事をするためにそのままフランスで暮らしていましたが、ご主人の仕事の関係で昨年日本に来日したそうです。今回私はフランス料理をいただきましたが、アマルさんの故郷であるモロッコ料理のメニューも出しているそうです!
■とっても素敵なアマルさんのお宅
ご自宅はなんと麻布十番にあるタワーマンション。豪華なマンションの入り口にはクロークの方がいらっしゃいました。
今日の私の身なり (大きなリュックを背負っていました......) で、このような豪邸に訪れていいのだろうか......。KitchHikeはすでに何回か体験しているにも関わらず緊張してしまいました。
さて、若干マンションの中で迷いながらもどうにかお宅の前に到着!すると、「Hello, How are you?」と明るい笑顔でアマルさんがお出迎え。その気さくさに緊張がいっきに和らぎました。
早速、広くて素敵なダイニングスペースに案内して頂きました。
間接照明の明かりでしっとりした雰囲気。フランス語のラジオが流れていました。
その広い空間には、びっくりするぐらいモノが少なくてとてもすっきりした印象を受けました。モノがなくても満たされている暮らしとはこういうことを言うのではないかと思いました。
リビングからベランダに出られるのですが、そこからは東京タワーやレインボーブリッジが一望できてしまうほどの見晴らしを楽しむことができます。
ライトアップされた東京タワー。毎日家からこの景色が見れるなんて、とても素敵です。
景色を堪能してリビングに戻ると、本棚にたくさんの日本のガイドブックを発見。
去年来日したアマルさんは、日本を思いっきり満喫するが為にたくさんのガイドブックを買い集めたそうです。
すでに京都、北海道、下田などには行かれたようで、アマルさん自身は京都が特にお気に入りな様子。私は京都にも、下田にも行ったことが無いのですが、活き活きと楽しそうに話されるアマルさんの様子から、自分も行きたいなぁと一層思うようになりました。
■新鮮さにこだわったフランスの家庭料理に癒される
さて、ほかのHIKERさんもそろい、お食事会がスタート! みなさん、お仕事帰りとのことでした。
仕事帰りに職場のお友達と誘いあわせでのご参加。KitchHikeは休日の一大イベントとしてはもちろん、毎日の生活の中に取り入れることもできるんですね。
今回のKitchHikeは一緒に作ったりする料理教室形式ではなく、アマルさんが丁寧に作ってくださったお料理が振る舞われるというスタイルでした。ダイニングテーブルにはキャンドルが灯され、お料理がずらーり。
キャンドルの光が食卓の雰囲気を一層華やかにしてくれています。
■とってもおいしい「チーズとマッシュルームのクレープ」♪
着席してまもなく、焼きたてホヤホヤのクレープが運ばれてきました!
デーンと、お皿に大きなクレープが登場。出来立ての温かいものをいただきます♪
クレープというと、中学、高校生のころ、原宿に行ったときや部活の遠征試合のご褒美でホイップクリーム、チョコレート、バナナが盛り込まれた、ハンディータイプのものを大口開けてかじりついていました。
ナイフとフォークを使って丁寧に頂くのは初めて! 思わず姿勢を正して深呼吸。
ちょっとアップスケールなクレープを目の前に思わず満面の笑みを浮かべてしまいました。
そしていざひとくち、パクリ。
うーん!2種類のチーズのハーモニーが絶妙!マッシュルームとよく合います。塩味がしょっぱすぎず、丁度良い味わい。濃厚なのだけれど、重過ぎないので食べ進める手が止まりません。重量感があって、お腹にしっかりたまります。アマルさんのお宅に行くときはしっかりお腹をすかせて行ってくださいね!
料理のどれもが本当に本当においしい〜!!
■野菜たっぷりの甘くないケーキ「ケークサレ」♪
こちらのケークサレには、たくさんの野菜が!
ハーブの香りが効いた、野菜たーっぷりのケークサレ
口に入れた瞬間トマトの甘みと酸味が口いっぱいに広がりました。こちらも食べ応え抜群。火を通しているとはいえど、野菜の新鮮度が伝わる美味しさでした。
「少しでもフレッシュで美味しいものを食べてもらいたいから、そのための努力は惜しまないわ!」
フランスではマルシェ文化があることもあって、アマルさんはなるべく新鮮なものを料理に使って食べるということを大切にしているそう。料理教室の生徒さんや、私たちHIKERへの思いやりと食に対するこだわりがとても強く感じられました。
■黒オリーブとパンケーキ?
ケークサレや、クレープを食べながら箸休めにこちらのお食事パンケーキもいただきました。
黒オリーブのペーストと一緒に頂く、お食事プチパンケーキ
黒オリーブが持つ独特の酸味と塩見がHIKERたちの中で大ヒット!
ふわふわの生地にこのペーストがよく合います。
小さくてかわいいひとくちサイズ。パクっとお口の中へ。ん〜!とっても合います♪
美味しいですね~!とみんなで話しながらお食事。美味しいものを誰かと共有できるのって嬉しいです!
■魅惑のチョコレート「フォンダンショコラ」
そしてデザートのフォンダンショコラ......!
むっちり濃厚!フォンダンショコラ♪
ケーキというよりは、もはやチョコレートそのもの! 濃厚だけど重過ぎない完成されたフォンダンショコラでした。
フォンダンショコラ、美味しくいただいていまーす♪幸せー!!
日本に来てから、お料理のイベントを開いたり、教室を開催したりすることを始めたアマルさん。じつは今回のKitchHikeの前に別で個人的に料理教室を開いていたようです。説明し慣れた様子で丁寧に分かりやすくお料理を解説してくれました。
■来日した当時が大変だったからこそ、今の日本の生活が楽しい!
来日したての頃は語学の壁に直面。今ではだいぶ苦労が減ったけれど、当時は食材の買い物だけで数時間費やしていた、とアマルさんは言います。異国の地で暮らす大変さを乗り越えながら、今ではこうして得意のお料理で日本の生活を楽しんでいるアマルさんはとても素敵です。
フライパンはこれを使っているの!と丁寧に質問に答えてくれるアマルさん。笑顔がチャーミングです。
アマルさんの人懐っこい笑顔とお茶目な性格でKitchHike中は終始和やかな雰囲気でした。フランスに実際に訪れたことがある方のお話や、おすすめのお店のお話でとても盛り上がりました。フランスが好きな人、フランス文化に触れてみたい人、英語で文化交流をしてみたい人、もちろんおいしい料理を食べたい人、誰もが楽しめるのではないかと思います。
リビングのソファーに並んで座って記念撮影!素敵な時間をありがとうございました。
誰かが作ってくれたごはんをおいしく味わう。そして、作ってくれた人との距離がぐっと近くなり、仲が深まり、やがて温かい気持ちになる。アマルさんの食卓で改めてそんなことを思いました。みなさん、学校帰りでも、お仕事帰りでも、ちょっとしたご褒美を味わいにアマルさんの食卓を訪ねてみてはいかがでしょうか。きっとハッピーな気持ちになれると思います♪
アマルさん、ボナペティー!(ごちそうさまでした!)
今回のHIKERさん♪
Yumiさん(20代/女性)
・職業 大学生
・HIKER回数 5
・どんなシーンで?
平日の学校帰りに行きました!
・なんで使ったの?
格式高すぎないフレンチ料理に魅力を感じたのと、フランス人の友達に影響を受けて食べてみたいと思ったからです!
・コメント
かわいらしいアマルさんの人柄に癒され、素敵な空間で楽しい食事の時間を過ごすことができました♪
【KitchHikeとは?】
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