被災地支援から被災地に支援の枠組みをいただくことへの転嫁

たくさんの方が被災地に貢献すべく寄付をしたり、実際に現地で活動をさせていただいたりしたかと思います。僕も微力ですができることをやってきましたし、これからも続けていきたいと思っています。しかし、そんな想いを抱きつつも、現在では被災地に若者支援のための枠組みをいただくようになりました。

たくさんの方が被災地に貢献すべく寄付をしたり、実際に現地で活動をさせていただいたりしたかと思います。僕も微力ですができることをやってきましたし、これからも続けていきたいと思っています。

しかし、そんな想いを抱きつつも、現在では被災地に若者支援のための枠組みをいただくようになりました。これから前に進んでいきたいと考えている若者に多様な機会を提供できればと考えるなかで、「被災地」と関わるコンテンツを機会にできないかと思ったわけです。

そこで兼ねてから親交深い一般社団法人SAVE TAKATAの佐々木さんにご相談をしました。

第一回目は、「被災地ツアー」ということで、スタッフと若者で陸前高田市に伺いました。現状ではいろいろな制約(タイミングや期間など)があり、貢献できることは少なかったのですが、陸前高田市のさまざまな場所に案内いただいたり、現地の方にお話を聞かせていただいたりと、大変大きな学びとなりました。参加者の大半はすでに仕事に就いています。

それ以外に、一般社団法人SAVE TAKATAは、地元の食材などを東京などで「物産展」という枠組みで販売支援をされており、それをコンテンツとしてご提供いただきました。

7日より、調布駅前広場で陸前高田市物産展が行われており、10名の若者とスタッフが、一般社団法人SAVE TAKATAさんのご協力のもとでインターンシップを行っております。

スタッフのfacebookにあがった写真を見て、最初は若者たちの力を何か被災地への貢献に結び付けられないかと考えたわけですが、よくよく考えてみると、いまやその「場」や「コンテンツ」に機会を頂戴している立場となっていることに気がつき、また感謝をしています。こういう転嫁がもしかしたら各地で起こっているのではないでしょうか。

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