過去10回の都知事選挙、20代の投票率をグラフ化すると?

2014年 東京都知事選挙が1月23日に告示され、来月2月9日の投票日まで、候補者16人による17日間の選挙戦が開始されました。今回の都知事選挙からインターネットを活用した選挙運動もできるようになります。

2014年 東京都知事選挙が1月23日に告示され、来月2月9日の投票日まで、候補者16人による17日間の選挙戦が開始されました。今回の都知事選挙からインターネットを活用した選挙運動もできるようになります。

そこで今回は、他の世代と比較してインターネットの活用率は高いが、投票率が低いと言われる、20代の過去10回、昭和54年〜平成24年の都知事選挙における投票率の移り変わりをグラフ化しました。

グラフを作成するにあたり、東京都選挙管理委員会の選挙別推定投票率一覧表を活用しました。

グラフ化をすると、どの選挙においても21歳〜24歳の推定投票率が最も低く、初めて投票が可能となる20歳の推定投票率は、おおよそ、21歳〜24歳、25歳〜29歳の推定投票率よりも高い傾向がわかります。平成15年以降、20歳〜29歳の推定投票率は、少しずつ上昇しています。

また、過去の東京都知事選挙において有権者が投票する候補者を決めた時期はいつなのでしょうか?

平成23年、平成24年に執行された東京都知事選挙について、有権者が投票する候補者を決めた時期についても調査結果があります。東京都選挙管理委員会の選挙に関する世論調査がそれです。

これらの調査結果を見ますと、選挙期間に入る前に約30%程度の人が投票先をすでに決めていることがわかります。そして約50%の人が選挙期間中に投票先を決め、15〜20%の人が投票日当日に投票する候補者を決めています。

2014年2月に執行予定の東京都知事選挙は、すでに選挙期間中に入っています。過去の数値を見ると、選挙期間中に投票先を決める人が約50%程度です。2014年1月30日現在、多くの有権者は各種情報等から投票する候補者を選んでいる段階と推察されます。

2014年の都知事選挙、有権者はどの候補者に投票し、全体の投票率、20代の投票率はどの程度になるのでしょうか?

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