青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。
夏のある日、都内のプール(ミミスイミングクラブ品川)で開催されたのは水泳大会でも水泳教室でもなく、水泳好きの芸人が集まって結成された「東京よしもとスイミングスクール」による「お笑いライブ」。アテネオリンピックの金メダリスト・柴田亜衣、北京オリンピック出場の柴田隆一といったスペシャル講師も登場し、特別レッスンを公開。プールサイドは熱気に包まれました。
イベントも盛況に終わり、後日、部長であるブロードキャスト!! 吉村さん、イシバシハザマ 石橋さん、そしてイベントには参加できなかった幽霊部員(!?)ならぬ、秘蔵っ子のもう中学生さんに、「カラダにいいこと」について聞きました。
--イベントお疲れさまでした!もう中学生さんも、部員のひとりだったんですね。
もう中学生:吉村部長の泳ぎや筋肉を見て、僕は弟子として生きていこうと決めました。幼稚園から中学まで水泳をやっていたので、泳げることには泳げるんですけれど、まだまだ僕は、水に足をつけるのは早いかなと。右足だけはつけていいかなくらいの...。
吉村:泳げよ!(笑)もう中学生以外とは、泳ぎの練習をしに皆で一緒にプールに行ったことはあるんですよ。
石橋:今日はどこのプールが空いてるかを調べて、わざわざ神田まで行ったんですけれど、「なんで神田まで来ておばさんに混じって泳いでるんやろ...」って、ふとわけがわからなくなりましたね(笑)
吉村:ひとりで泳ぐよりは、皆で泳いだ方が楽しいですね。速さを競ったり、時間を決めて自由に泳いだり、あとは、泳ぎ終わったあとに皆で食べるごはんがうまいですね!
もう中学生:醤油ラーメンですね。
吉村:それはおまえの好みやろ(笑)だから、おまえも泳げや!
もう中学生:僕は...、皆さん泣いちゃうかもしれないですけれど、影で練習するのが好きなんです。僕のポリシーは、「練習は見せない。ある日突然強くなって帰ってくる」っていうやつですね。
石橋:ある日突然って言いますけど、まだ僕ら一回ももう中学生の泳ぎ見たことないですからね。成長の度合いも何もわからないですよね。
もう中学生:その日が来るまでは、秘蔵っ子でいたいんです。
吉村:その日っていつくるんだよ!(笑)
--チームとしての目標はあるんですか?
吉村:そうですね、やっぱりこの水泳のチームでテレビに出たりしたいですね。これまでに、増谷キートンさんが、「RIKACOで泳ぐ」というのを披露したことがありまして...、僕らは、ついにこの日が来たか!と盛り上がりました。
石橋:テレビにかぶりついて見てましたね。「東京よしもとスイミングスクール」での出演が増えて行けばいいなと思っています。そのときにはもう中学生も秘蔵っ子として出てもらって......。
もう中学生:僕は、「目を泳がすな、水を泳げ」っていうのが、裏の目標です。
吉村:次行きましょう!(笑)
(後編では、3人が実践しているカラダにいいことが明らかに...!)
写真/石渡朋 文章/平井莉生
●東京よしもとスイミングスクール
●部長/ブロードキャスト!! 吉村
●設立/2013年
●部員/増谷キートン、
POISON GIRL BAND 阿部、
チーモンチョーチュウ 白井、
イシバシハザマ 石橋、
猫足バスタブ たくぴょねす、
もう中学生、ラフレクラン 西村
●活動頻度/不定期
●主な活動場所/
都内各所のプール
●部からのメッセージ/
ライブを見に来てください!
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(「からだにいい100のこと。」より転載)