029 | 忙しいときほど、山に登れ!?大人が集まるのんびり登山部。

青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。

青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。

カメラマンのP.M.Kenさんを中心に活動する、「P.M.登山部」。元々、登山が趣味だったP.M.Kenさんの「山っていいよ」の言葉に、ウェブサービス〈Sumally〉の代表・山本憲資さんや、『シューズマスター』編集長・榎本一生さんが集ったのが3年程前。大晦日登山など、仕事の合間を縫って定期的に活動を重ねてきた。メンバー揃って多忙なため、活動日はその直前に決定する。活動場所を決定するのは、登山経験者のP.M.Kenさん。「誰かが『今週末どうですか?』と連絡してきて、その都度参加できるメンバーで、楽しくのんびり登れる山をセレクトしています。"登山部"と名乗るのに少し照れてしまうくらい、ゆるりとした活動内容です(笑)」。

「ギアは本格仕様です!」と、山本さん。「中途半端なギアを持ってくると、厳しいチェックが入ります(笑)。最初は、街で履いているようなスニーカーで参加したので、さんざんダメ出しされました」、そう話してくれた榎本さんは、この部活に参加するまでは登山の経験はなかったと言う。今では、部活で登った山に、後日家族を連れて行くこともあるそうだ。

「僕もこの部活を始めたときはフリーランスでしたし、一緒に山に登る仲間もフリーランスの人が多い。普段どこにも属していないから、こうして定期的に集まる仲間がいること自体が新鮮で面白いですね」と山本さん。山の麓で集合写真を取り、歓談しながら山登り、登頂で記念写真を撮って、山を下って温泉に入る。そんな一連のアクティビティを、皆で予定を合わせて定期的に楽しむこと。大人になったからこそわかる、部活の楽しみがある。

●P.M.登山部

●部長/P.M.Ken

●設立/2010年設立

●部員/コアメンバー3名、

 他は自由参加

●活動頻度/2、3ヶ月に1日

●主な活動場所/都内近郊の山

●部からのメッセージ/

 部員募集中です!

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(「からだにいい100のこと。」より転載)