ゆりやん、米国で話題もオファーなし「確認しました…」 舞台度胸はよしもと女芸人の系譜
お笑いタレント・ゆりやんレトリィバァが18日、都内で『友近DVD「演って候」』完成披露記者会見に参加した。
米国の人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演。落選したものの審査員から評価を受け、大きな反響となっている。異国の地で、言葉なしのダンスのみで爆笑をかっさらったゆりやんは「みなさんに『観ましたよ』と言われたり『涙が流れました』と言う方もいた。でも、ただ、手首をひっくり返して裸で走り回っただけ」と苦笑い。
ピン芸人の先輩であり、尊敬する友近が「ジーンと来ました。あの大舞台で、こんなにやりたいこと堂々とやるゆりやんはスゴい」と絶賛。ゆりやんは「先輩方の血筋ですので」と照れながら応じた。
また、海外からオファーが殺到しているとのウワサもあったが「せっかくなんで言わせていただきますアメリカから仕事が……」と、ためたが「1本も来てません」とぶっちゃけ。まだ、マネージャーに届いている段階ではと重ねられたが「マネージャーに確認しました。海外のよしもとにも問い合わせたんですけど、1本も来てません」とボヤいた。
そして、今後の海外での活動について問われると「かなり夢があります」とにっこり。「でも、ようよう考えたら今は裸で走り回っているだけ。友近さん、先輩方のようにできることを増やして海外で活動できたら」と意欲的だった。さらに、来年には東京五輪も控える。海外からの評価を受けたため、出番もありそうだがゆりやんは「出るなら100メートル男子がいい」とボケて盛り上げた。
この日は土曜ワイド劇場をインスパイアされた「友近ワイド劇場」の出演者として登場。財閥の娘役で気鋭の女優になりきって「私はもともとアイドルをやって、それから女優」と明かし、友近が繰り出す下ネタに「私も早く、こういうことに慣れていかなきゃ」とほほを赤らめる演技で笑わせていた。囲み取材では「みなさん(素に)戻していたので、戻したかったんですけど、タイミングがわからず…」と苦笑いで本音をぶっちゃけていた。
DVDは“なりきり道”をひた走る友近が、実力ある猛者たちと繰り広げる超絶世界観のコント三部作。「友近コントライブ 友近ハウス」」「友近連続ライブ小説 おそかれはやかれ」「友近コントライブ 友近ワイド劇場」からなり、バッファロー吾郎A、飯尾和樹、レイザーラモンRG、秋山竜次、近藤春菜らが出演する。26日に発売。
会見にはバッファロー吾郎A、秋山竜次、山本博も参加した。
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