吉本興業、スリムクラブと2700を無期限謹慎処分 反社会的勢力参加のパーティに出演

吉本興業は、スリムクラブと2700を無期限謹慎処分にした。2700は既に「当面の間」の謹慎処分を受けていたが、「無期限」となった。
スリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成
スリムクラブの真栄田賢(左)と内間政成
時事通信社

吉本興業は6月27日、同社所属の「スリムクラブ」の真栄田賢と内間政成、「2700」の八十島宏行と常道裕史を、無期限謹慎処分にすると発表した。

吉本興業の発表によると、4人は3年ほど前に、知人の他社所属芸人を通じて、飲食店オーナーの誕生日パーティーに出演し、金銭を受け取っていたという。

このパーティーには反社会的勢力が参加していたといい、4人にその認識はなかったとしている。

2700の2人は6月24日に、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合に参加していたして、「当面の間」の謹慎処分を受けていた。処分がより重くなった形だ。

■スリムクラブのコメント

スリムクラブが、事務所を通じてコメントを出した

スリムクラブは沖縄県出身で、2010年の「M-1グランプリ」で準優勝も果たした人気コンビだ。

真栄田賢
「ファンの皆様、そして、僕と関係のある人たち全員に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ございません。認識が甘く、このような形になってしまった事は、大変心苦しいです。謹慎して、その間に自分と向き合って、少しでも人の役に立てるよう頑張ります。この度は、誠に申し訳ございませんでした」

内間政成
「この度は、自分の認識の甘さが原因で、軽率な行動をとってしまい、誠に申し訳ございませんでした。この謹慎で自分と向き合い、自分の生き方を堂々と話せる人間になりたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」 

注目記事