平昌オリンピックで2月23日、カーリング女子・日本代表(LS北見)が決勝トーナメントで韓国と対決する。
試合直前、それぞれのチーム選手が紹介されたが、その模様を写したテレビ中継で事件は起きた。
日本の吉田知那美選手がカメラに向かって、両手で「にっこにっこにー♪」と可愛らしい笑顔でポーズを決めたのだ。
作中では、こんなセリフとともに披露されている。
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にっこにっこにー♪
あなたのハートににこにこにー♪
笑顔届ける矢澤にこにこー♪
にこにーって覚えてラブにこー♪
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廃校寸前の母校を救うため、高校生の少女たちがスクールアイドルグループ「μ's(ミューズ)」を結成し、奮闘する...「ラブライブ!」は、そんな青春ストーリーで人気を呼んだ。
「矢澤にこ」は3年生とメンバー内では年長。ファンからは「にこにー」のほか、尊敬と畏怖の念を込めて「矢澤先輩」「世界のYAZAWA」などと呼ばれている。
幼い頃からアイドルになることを目指しており、物語の中ではアイドル活動へのこだわりや、自身の「アイドル哲学」を披露している。
アイドルとはかくあるべきか。誰よりも厳しく、真剣に「アイドル」を問い続けた姿は、多くのアニメファンの心を打った。「にっこにっこにー♪」は、そんな彼女の全てが込められたポーズなのだ。
カーリング日本代表の吉田選手が平昌オリンピックで披露。まさかオリンピックで目にすることができるとは...。
Twitterでは「いまカーリングの人にっこにっこにーって言ったよなw」「二度見した」「可愛すぎる」と、驚きの声が相次いでいる。Twitterでは「にっこにっこ」がトレンドワード入りした。
矢澤にこ役を演じた声優の徳井青空さんもTwitterで「え!?にっこにっこにー!?にっこにっこにーですって!?にっこにっこにー!!??」と混乱と興奮が入り混じったツイートした。
2018年2月23日、世界のYAZAWAの「にっこにっこにー♪」は、ついに世界へ羽ばたいた。