安倍晋三首相の得意料理は「焼きそば」だった――。そんなニュースが今週、ネット上を駆け巡った。
安倍首相は6月27日、首相官邸で開かれた「男女共同参画社会づくりに関する表彰式」に出席。式典後の懇談会で、自身の得意料理が「焼きそば」だと明かした。
政府は、6歳未満の子供を持つ夫の週平均1日あたりの家事・育児時間が欧米諸国より短いという調査結果を受けて、男性がパートナーや家族のために料理を作ることを呼びかける「『おとう飯(はん)』始めようキャンペーン」を展開している。
その一環として、安倍首相は自身の得意料理をアピールした格好だ。
私が得意な料理は焼きそばでありまして、これは自分で言うのもなんなんですが、これが結構おいしいんですよ。
タバスコを入れるというのが、ちょっと気合が入ってかけ過ぎると食べられないんですが、非常に良い隠し味になっていまして、自分で言うのもなんなんですが割と評判が良いので、是非一度皆様に食べていただきたいなと、こう思うところでございますが、いつもこういう機会には申し上げさせていただくんですが、やっぱり日本にとってこれから必要なのは、多様性であり、女性の活躍なんだろうと、こう思います。
(平成30年6月27日 男女共同参画社会づくりに関する表彰式及び男女共同参画に関する懇談会 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページより)
安倍首相はInstagramに、自らコテを握って焼きそばを調理する様子を投稿している。
■「隠し味はタバスコ」にネットざわつく
安倍首相は、焼きそばの「非常に良い隠し味」としてタバスコを紹介。これがTwitterを賑わせた。
「安倍首相の焼きそば食べたい」「おいしそう」「ふるまってほしい」と興味を示す声や、「首相閣下の焼きそば、タバスコはいって辛くてカッカしそう。閣下だけに」という投稿もあった。
また、タバスコをどのタイミングで、どのぐらいの量を入れるのか。やきそばの詳細なレシピを知りたい国民の声も目立った。
「安倍首相は国会で焼きそばのレシピについて国民に説明する義務がある」
「最高の焼きそばを国民には食べる権利がある」
などと、レシピの情報公開を求める投稿や、説明責任を指摘する声も相次いでいる。
Twitterでは「#レシピを見せろ安倍晋三 」「#焼きそば食わせろ安倍晋三」など、複数のハッシュタグが爆誕している。