「クマのプーさん」をベースにしたホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey (クマのプーさん:血とはちみつ)』の予告編が8月31日、公開された。
その内容の恐ろしさに、SNSでは衝撃が走っている。
こんなプーさん見たことない
この映画は、A・A・ミルンの児童小説「クマのプーさん」の著作権が2022年1月に切れ、パブリックドメインになったことを受けて実現した。
脚本・監督を担当したのはリース・ウォーターフィールド氏。
クリストファー・ロビンが大学進学した後、見捨てられたプーとピグレットが、野生化してどう猛な生き物になる世界が描かれている。
予告編では、プーとピグレットがバスタブでくつろぐ女性を気絶させたり、斧で襲いかかったりと、数々の暴力行為に及んでいる。
著作権が切れた途端の変わりように、クマのプーさんファンはショックを受けるかもしれない。「どうにかなりそう」「恐ろしい」などのコメントも投稿されている。
野生化したプーさんとピグレット
ウォーターフィールド氏は「クリストファー(・ロビン)が成長するにつれて、プーさんとピグレットは急激に食べるものが減ります。年月を重ねるにつれて空腹に耐えられなくなり、野生化していきます。そしてついに、生き残るためにイーヨーを食べなければならなります」と5月にハフポストUS版の取材に答えた。
すっかり変わってしまったプーとピグレット。クリストファーに再会して暴れ出し、大学の女友達たちが泊まっているキャビンを襲う。
ウォーターフィールド氏はそんな2匹について「元々の動物のルーツに戻ります。人に懐いているのではなく、獲物を探し回るどう猛な熊と豚です」とエンターテイメントメディア・バラエティに述べている。
同作を手がけるイギリスのインディーズ映画スタジオ「ジャギド・エッジ・プロダクション」が5月に画像を公開した後、作品はSNSで大きな話題になった。
公開日はまだ明かされていないが、予告編では「近日公開」と宣伝されている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。