「ホワイトリボンラン2025」が国際女性デーに開催! 集まった寄付金は「包括的性教育」に活用

2025年3月8日の国際女性デーにチャリティランイベント「ホワイトリボンラン2025」が開催される。10周年を迎える今大会では、史上最多の60拠点が誕生し、集まった寄付金は女性に「包括的性教育」を届けるために活用される。

国際協力NGOジョイセフは、2025年3月8日の国際女性デーにチャリティランイベント「ホワイトリボンラン2025」を開催する。

公益財団法人ジョイセフ

10周年となる今大会は史上最多の60拠点が誕生

チャリティアクション「ホワイトリボンラン」は、「走ろう。自分のために。誰かのために。」というスローガンのもと、2016年にジョイセフが発足したチャリティアクション。「すべての女性が健康で自分らしく生きられる世界」を目指し、国際女性デーに参加者全員が同じ公式Tシャツを着て走ることで、支援の輪を広げることを目的としている。

公益財団法人ジョイセフ

10周年を迎える今大会では、世界遺産や大自然の中など、史上最多となる60か所の拠点が誕生。さらに、参加者に配布されるTシャツでは、アウトドアブランド「THE NORTH FACE」とのコラボレーションが実現した。

参加者は、日本各地の拠点を走る「拠点ラン」と、時間や場所を問わず自由に走る「バーチャルラン」から、好きな種目を選んで走ることができる。例年同様、年齢・性別を問わず、誰でもエントリー可能だ。

集まった寄付金で、女性ための「包括的性教育」を推進

大会で集まった寄付金は、アフリカ・ケニアと日本の女性たちに、死や病気のリスクから守るための「包括的性教育」を届けるために活用される。

公益財団法人ジョイセフ

ケニアでは、首都郊外のスラムにおいて、啓発教育活動を実施し、若者の意図しない妊娠や中絶、子宮頸がん、性感染症の予防を推進する。また、学校やコミュニティと協働し、包括的性教育を推進するボランティアにおけるリーダーを育成することで、住民主体で活動が持続する仕組みづくりを行う。

公益財団法人ジョイセフ

日本では、啓発教材の「SRHR NOTE」を活用し、若者や親世代、教師を対象にSRHR(性と生殖に関する健康と権利)を学ぶ機会と場づくりを行う。また、学校教育の現場に包括的性教育が導入されるよう、政策決定者に啓発活動を行う予定だ。

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エントリー期間:2025年1月25日まで
開催期間:2025年3月1日~3月31日
申し込み:ホワイトリボンラン公式サイト
主催:公益財団法人ジョイセフ
協賛:サラヤ株式会社、エフエムジー&ミッション株式会社、INSOUホールディングス株式会社、株式会社コーチョー、カシオ計算機株式会社、株式会社LEMONADE、アスト株式会社、西武信用金庫、株式会社 Trip.com International Travel Japan、有限会社アトリエカオル、株式会社シンゾーン、塩野義製薬株式会社
協力:THE NORTH FACE

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