北海道・知床半島にある羅臼町(らうすちょう)の沖合で、白い姿をしたシャチ2頭が元気に泳ぐ姿がカメラに収められた。
「ゴジラ岩観光」のクルーズ船「カムイワッカ号」で撮影された。7月24日午前11時50分ごろ、羅臼港から東に5~6km沖に約10頭のシャチの群れが泳いでおり、その中に2頭の白いシャチが混じっているのを見つけたという。1頭は体長6~7mのオス、もう1頭は性別不明の3mほどの子どもだと見られている。
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知床沖で白いシャチが出現したのは、「2019年7月に1頭が見つかって以来、2年ぶり」とゴジラ岩観光。同じ群れに2頭いるのが見つけたのは、今回が初めてだという。
ゴジラ岩観光のガイド、長嶋里奈さんは「2年前にはわずかな時間しか見ることができなかったので、いつかまた見たいけど難しいだろうなと思ってました。白いシャチが2頭いるのが分かったときは、目を疑いました」とハフポスト日本版の取材に話している。
白い2頭は、親子なのだろうか。長嶋さんは「シャチは母親を中心とした群れを作るので、父親のシャチが同じ群れにいることは考えにくいです。兄弟か親戚ではないでしょうか」と話している。
■ゴジラ岩観光のFacebookに掲載された「白いシャチ」の画像集
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