世界の平均気温が観測史上最高となった7月、暑さを利用して自宅のポストでパンを焼く写真がSNSで拡散した。
投稿によると、写真が撮影されたのはテキサス州ヒューストンで、45分で焼き上がったと書かれていた。
この画像がSNSで拡散すると「美味しそう」「頭いいね」「レンガのデコレーションで本物のオーブンのように見える」など、さまざまな反応が投稿された。
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ABCによると、写真に写っていたのはヒューストンに住むロバータ・ライトさんだ。投稿が拡散した後、ライトさんの元には世界中の人たちから連絡が来たという。
ライトさんは、暑さで金属製のポストが素手では触れないほど熱くなったことにヒントを得て写真を撮影した、と説明している。
「古い郵便受けの中がオーブンミットを使わなければならないほど熱い時に、何ができるだろうと考えました」
そして投稿したのが、SNSで拡散した写真だった。しかし世界中の人たちが聞きたかった質問がこれではないだろうか。
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「本当に焼いたの?」
ライトさんによると、実際はパンを焼いておらず、写真は楽しむために撮影した。
「信じた人もいたと思います。でも、実際に起こったこととはちょっと違います。皆さんの想像上の物語です」
ライトさんによると、投稿が拡散して「ピザを焼いたら?」などの提案もあったという。ライトさんは良いアイディアだとしつつ、郵便配達員を驚かせるといけないので、「配達のない日曜日がいいですね」と話している。
児童書作家でもあるライトさんは「子どもたちには想像力を使って、何ができるかを考えてほしい」と語っている。