突然ですが、ささやかなモットーとして、「自分の機嫌は自分で取る」と思って暮らしている。おかげで毎日そこそこ楽しい。
その点で、料理は大変いい。ちょっと息抜きになるし、ちょっと美味しいものが食べられる。ただし、調理が難しい料理や、洗い物が多い料理は、自分の機嫌が悪くなるリスクがある。その点で、カレーは大変いい。鍋は一つだし、調理時間も長くない。
先日、水の代わりに野菜ジュースを使って作るカレーがネット上で話題になっていた。「コクがある」とか「2日目の味になる」とか…なんだか多くの人が勧めている。
機嫌を取る良い機会なので、作ってみました。
「食塩無添加」を購入
スーパーで材料を購入。ペットボトルの野菜ジュースは何種類も売られていたが、「食塩無添加」をアピールしているのを選んだ。売り場に並ぶ他の野菜ジュースより、赤が強くてトマト感が強そうな見た目だ。
他の材料はルウの「箱の裏」の通り。今回はルウ半量(4〜5皿分)で作ります。
普通に作る
材料を切って、炒めて…。通常通り、作り進める。
野菜ジュース投入
具材を炒めたら、野菜ジュースを入れる。ドボドボ。
箱の裏のレシピには、ルウ半量の場合、水は700ミリリットルとなっていた。それを全て、野菜ジュースに置き換えた。
鍋の中が、赤くなった(当たり前だけど)。酸っぱい匂いが台所に漂う。トマトスープと呼ぶにはドロドロが強い。
ルウを割り入れる
箱の裏通り約15分煮込んだ後、火を止めてルウを割り入れる。
火を止めたまま、ルウを溶かすと…。まだ煮込んでないのにとろみが出て、風格を漂わせ始めた。
え、これって時短ってやつ? 煮込み時間不要? 煮込んだら焦げる?
やや不安になりつつも、これまで通り「箱の裏」を信じて約10分の煮込みタイムへ。
十分とろみがあるので、8分ほどで煮込みを終了した。
実食!
さっそく冷凍していた玄米入りご飯を解凍し、カレーをかけていただきます。
味は…
最初の感想は正直に言って、「ちょっと酸っぱい!」。ただ、後味がさっぱりしていて、普通に作るよりも食べやすいと感じた。
トマトが好きな私的には酸味は歓迎だが、酸味が苦手な人は、もう少し甘味がありそうな野菜ジュースや、水と野菜ジュースをミックスして使うといいかもしれない。私も次は、人参が多そうな野菜ジュースなど、別の商品で試してみたい。
美味しくいただき、残ったカレーは鍋に残さず、小分けで冷凍した。
カレーのいい所は、一度にたくさん作ってしばらく楽しめる所。通勤途中に何度も赤信号にひっかかっても「まあ、家に帰ったらカレーがあるからな」、仕事で嫌なことがあっても「まあ、家に帰ったら…」と思える。
ということで、今回も自分の機嫌を取ることに成功した。