ファッションの世界で、ヴァギナが存在感を増しつつある。
ベルリン発のファッションブランド「Namilia」が、最新コレクションで選んだテーマは「マイ・プッシー、マイ・チョイス(私のヴァギナは、私の選択)」。
9月9日に開かれたニューヨーク・ファッション・ウィークのショーでは、モデルたちが女性器を大胆にデザインした洋服や靴を身につけ、ランウェイを歩いた。
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招待状によると、Namiliaは1748年に書かれたドゥニ・ディドロの小説『不謹慎な宝石』からインスピレーションを得て今回のショーをデザインした。
『不謹慎な宝石』は、女性器(宝石)に話をさせることができる、魔法の指輪を持ったマンゴギュル王が引き起こす騒動を描いた小説。このマンゴギュル王はルイ15世を指していると言われている。
Namiliaの衣服や靴に描かれるヴァギナの大きさは様々。どこにヴァギナがあるのか一目ではわかりにくいデザインから、前面に押し出したデザインまで幅広い。
またヴァギナだけではなく、ブラジャーをモチーフにしていると思われる、インパクトのあるデザインの服も登場した。
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この作品は、背中側が大きく開いた大胆なデザインが目を引く。
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ニューヨーク・ポスト紙によると、Namiliaはショーで「美女と野獣」や「いつか王子様が」といったディズニーの音楽を流した。
ファッションやアートの世界では、ヴァギナは隠すものではなく、表現するものになっているようだ。
注目を集めたNamiliaのショーを写真と動画で振り返ってみよう。
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