2020年6月15日、株式会社バカンは、近隣飲食店の混雑状況がリアルタイムで分かる自社のWebサービス「VACAN」のエリアを拡大したと発表しました。今回関西エリアが新しく追加となり、これでサービスエリアは九州、関東に続き3つ目となりました。
「VACAN」は、いま居る場所の近くにある飲食店の混雑状況が、マップ上にリアルタイムで表示されるというWebサービスです。サイトにアクセスすると現在地付近の店舗に「空きあり」「やや混雑」といった店舗状況を示すピンが表示され、このピンをタップすると店舗の詳細情報が表示されるという仕組みです。
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混雑状況は、店内に設置されたセンサーで検知して自動的に更新したり、店員がボタン型デバイスを操作したりして更新しています。複雑な手順を踏む必要がないため、店側も助かるシステムだといえます。
現在導入店舗は全エリアで約180件。このうち新たに追加された関西エリアは50件とのこと。今後は500件以上の掲載を予定しており、2020年7月には会員登録をすることで座席が10分間確保できる「直前予約機能」も追加される予定です。
本サービスはWebサイトにアクセスするだけで無料で利用可能です。新型コロナの感染を防ぐために「三密」を避けることが推奨されていますが、このサービスを活用すれば、効率よく混雑を避けながら外食が楽しめるようになるかもしれません。
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2020年6月16日 Engadget 日本版「飲食店の混雑状況がリアルタイムで分かるWebサービス「VACAN」に関西エリアが追加」より転載)
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