NHK Eテレの赤ちゃん向け番組『いないいないばぁ!』に20年間出演してきた赤ちゃんのキャラクター「うーたん」が3月31日の放送を最後に、番組を離れることになった。3月7日に各社が報じると、日本のTwitterトレンド1位に「うーたん」が入るなど衝撃が広がっている。
NHK広報局によると4月3日の放送からは、うーたんに代わって新キャラクターの「ぽぅぽ」が登場する。声を担当するのは、齋藤彩夏さん。また、7代目女の子の「はるちゃん(倉持春希さん)」に代わって、8代目女の子の「おうちゃん(武石桜華さん)」が出演することになる。チョーさんが演じるワンワンは続投する。
NHKエデュケーショナルによると、うーたんは「お歌が大好きな赤ちゃん」という設定。頭にマラカスがついているのが特徴だ。「うーたん、げんきげんき!」といった快活な挨拶で、視聴者の赤ちゃんたちに親しまれている。
WEB GENKIによると、うーたんの初登場は2003年4月。番組開始から7年後で3代目女の子のふうかちゃんと共に仲間入りしたという。それ以来、歴代5人の女の子が入れ替わる中で、ワンワンとともに出演を続けてきた。声を担当してきたのは、声優の間宮くるみさん。
ステージショー「ワンワンわんだーらんど」には今後も継続し、新たに「はるちゃん」も参加することになるという。
降って湧いた「うーたん卒業」のニュースにSNSは騒然。「はるちゃんはフラグ立ってましたけど、まさかのうーたんは誰も予測してなかった」「うーたん、、、おれが赤ちゃんの時からいたのに」「うーたん卒業はびっくりしたけど、それ以上にワンワン続投なのがすごい」などと、さまざまな反応が出ている。
現役保育士の「てぃ先生」も、今回のニュースを知ってからは勤務先の保育園の子ども達が身につけている「うーたん」のグッズが目に入るたびに「うーたんロスがもうすでにすごい」と悲嘆に暮れている。