ランサーズには「提案が当選しやすくなるコツ」があることを知っていますか?それらのコツを意識しランサーズを使いこなすことで、当選率を上げることができるかもしれません。デザイナーのharu氏は、企業に勤めていた経験から、ランサーズでも「クライアントの視点」を意識して提案をしていたそうです。今回は、「クライアント目線の提案がなぜ当選に繋がったのか」を中心にお話を伺いました。
■趣味程度だったデザインでコンペに当選
― ランサーズをご利用いただいた経緯を教えてください。
もともと会社員をしていてフリーランスとして独立したのですが、独立した当初はなかなか思うように仕事が取れず、収入が不安定な時期がありました。ランサーズやクラウドソーシングの存在は以前から知っていたので、趣味程度にやっていたデザインの仕事をできないかと思い、試しに登録してみたのがきっかけです。
― どのようにご利用されていたのでしょうか。
はじめてから3ヶ月ほど、ほぼ毎日ロゴのコンペを中心に提案をしていました。この期間に20件ほど当選し、そこから直接依頼に繋がった案件もあります。会社員としてクライアントの立場を経験していたので、「クライアント目線」の提案ができたことが、当選に繋がりやすくなったのかなと思います。
この間、生活費はほとんどランサーズで稼いでいました。ランサーズがなければ生活できなかったかもしれません。
■クライアントは提案文やプロフィールも見ている
― 提案をする際に心がけていたことはございますか?
「なぜこのデザインなのか」というコンセプトの説明を、できる限り分かりやすく、簡潔に伝えることを心がけていました。クライアントはそこで「このランサーは信頼できるのか」、「自分のイメージを理解してくれているのか」というところを、とてもよく見ていると思います。
また、「この人はいいかもしれない」と興味をもっていただけたら、プロフィールページに飛ぶこともあるでしょうから、自分はそれを意識してポートフォリオやメニュー、経歴などをしっかり記入していました。プロフィールは、意外と登録時のままで放置しているという方が多い印象なので、もったいないですよね。
関連する仕事をランサー側から提案
― コンペの当選を直接依頼に繋げるための工夫などはされていましたか?
自分の場合、ロゴが当選したら「このロゴを使った名刺や封筒もいかがですか?」というように積極的にクライアントにアプローチしていました。ロゴができれば、それを使ったツールなども当然必要になるかと思いますので。お礼のメッセージを送る際に一言提案するだけでも、次の仕事に繋がる可能性は広がると思います。
フリーランスとしてはじめの頃はなかなか上手くいかないこともあります。そんなとき、実力を磨いていくことはもちろんですが、少しの工夫が、案外目の前の壁を乗り越える一歩となるかもしれません。
■『ランサーズ公式ガイド発売中!』
いかがだったでしょうか。提案だけでなく、コメントやプロフィールも、ランサーズ上での仕事を充実させる大切な要素なのですね。
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