NHKの有働由美子アナウンサー(48)が、司会を務める情報番組「あさイチ」を、3月いっぱいで卒業すると、1月1日、スポニチなどが報じた。後任は、同局のバラエティ番組「ブラタモリ」の近江友里恵アナ(29)に内定したという。
サンスポによると、平日午前8時15分から始まる「あさイチ」などのために、有働アナは連日午前4時半に起床していたという。番組の後も、音楽番組「SONGS」のナレーション収録などもあり多忙な日々。有働アナ側から「そろそろ自分の時間が欲しい」と、降板を願い出たとスポニチは伝えた。
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有働アナは1969年に大阪で生まれ、鹿児島で育った。神戸女学院大学文学部を卒業後、1991年にNHKに入局。1994年4月〜97年まで「おはよう日本」の司会を担当した。紅白歌合戦では2001~03年に紅組司会を、2012〜15年は総合司会を務めている。
「あさイチ」の司会は、イノッチことV6・井ノ原快彦と共に、番組が始まった2010年4月から務めている。番組名物となっているのは、連続テレビ小説の終了直後にドラマの感想をイノッチらと話す「朝ドラ受け」。ドラマに感動した有働アナが、生放送中にもかかわらず涙ぐむこともあった。
親しみやすいキャラクターも人気だ。番組中に自身のすっぴんをさらしたり、女性のワキ汗に対する厳しい意見に反論したりする姿が、好感を得ている。