体操男子の内村航平選手が、現役引退することになった。マネジメント会社が1月11日に発表した。内村選手は後ほど引退記者会見を開く予定だ。内村選手はオリンピック4大会に連続出場して、個人総合2連覇を含む7つのメダルを獲得した「レジェンド」として知られている。
マネジメント会社のプレスリリースによると、内村選手のプロフィールは以下の通り。
■内村航平選手のプロフィール
氏 名:内村 航平(うちむら こうへい)
生まれ:1989 年1 月3 日、長崎県諫早市出身
オリンピック4大会(2008 年北京、2012 年ロンドン、2016 年リオデジャネイロ、2020 年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6 連覇を含む21 個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10 連覇、全日本選手権個人総合でも10 連覇を達成。
■主な戦歴
2008年 第29回オリンピック競技大会(北京) 男子個人総合銀メダル
第29回オリンピック競技大会(北京) 男子団体銀メダル
2009年~2015年 世界体操競技選手権大会 個人総合6連覇
2012年 第30回オリンピック競技大会(ロンドン) 男子個人総合金メダル
第30回オリンピック競技大会(ロンドン) 男子団体銀メダル
第66回全日本選手権 個人 個人総合優勝(5連覇)
第51回NHK杯 個人総合優勝(4連覇)
第45回全日本社会人体操競技選手権大会 個人総合優勝
2013年 第67回全日本選手権個人 個人総合優勝(6連覇)
第52回NHK杯 個人総合優勝(5連覇)
第46回全日本社会人体操競技選手権大会 個人総合優勝
2014年 第68回全日本選手権個人 個人総合優勝(7連覇)
第53回NHK杯 個人総合優勝(6連覇)
第47回全日本シニア体操競技選手権大会 個人総合優勝
2015年 第46回世界体操競技選手権大会(グラスゴー) 男子団体金メダル
第69回全日本選手権個人 個人総合優勝(8連覇)
第54回NHK杯 個人総合優勝(7連覇)
第48回全日本シニア体操競技選手権大会 個人総合優勝
2016年 第31回オリンピック競技大会(リオ) 個人総合金メダル(2 連覇)
第31回オリンピック競技大会(リオ) 団体総合金メダル
第55回NHK杯 個人総合優勝(8連覇)
第70回全日本選手権 個人 個人総合優勝(9連覇)
2017年 第56回NHK杯 個人総合優勝(9連覇)
第71回全日本選手権 個人 個人総合優勝(10連覇)
2018年 第57回NHK杯 個人総合優勝(10連覇)
第72回全日本選手権 個人 個人総合3位
第51回全日本シニア・マスターズ体操競技選手権大会 個人総合優勝
第48回世界体操競技選手権大会(ドーハ) 鉄棒銀メダル、団体銅メダル
2020年 第74回全日本体操種目別選手権 鉄棒優勝
2021年 第32回オリンピック競技大会(東京)出場
第50回世界体操競技選手権大会(北九州)出場