日本大学アメフト部の選手が、関西学院大学との定期戦で危険なタックルなどの反則行為をした問題で、日大の内田正人監督が「一連の問題はすべて私に責任がある」と述べ、5月19日、監督を辞任する意向を示した。各メディアが一斉に速報した。
同日、内田監督は関学大の選手や保護者に直接会って謝罪していた。毎日新聞によると、内田監督は「スパルタ指導と巧みな戦術」を組み合わせ、学生アメフト界を席巻した故・篠竹幹夫元監督の系譜を継ぐ指導者として知られている。
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「試合を戦い抜く走力を養うため、練習前に計2500ヤードに及ぶダッシュを課した。厳しさに退部した選手もいた」という。日大常務理事も務め、担当は「人事(男女共同参画含む)」。
日大は悪質なタックルについて「規則に違反し貴部選手を負傷させる意図は全くなく、選手全員に厳しさを求め、士気をあげるために行ったもの」と関学に回答している。