18日午後9時、トラック諸島近海で台風20号「シマロン」が発生しました。今後、台風20号は発達しながら西北西に進み、21日には小笠原近海に進む見込みです。
台風20号の現状と今後の見通し
トラック諸島近海で台風20号「シマロン」が発生しました。台風20号は18日午後9現在、中心気圧が1000hPa、中心付近の最大風速は18メートルで、ほとんど停滞しています。今後、台風20号は西北西に進む見込みで、小笠原諸島では高波に注意が必要です。
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台風の名前は
シマロンは、フィリピンが用意した名前で野生の牛の意味です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
また、ハリケーンが東経180度を越えて北西太平洋に移動してきた場合やサイクロンが北インド洋から南シナ海に移動してきた場合、台風と名称が変わりますが、その場合は、以前の領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前がそのまま継続使用されます。このため、140に含まれない名前が付けられた台風もあらわれます。(例:2018年台風17号。ハリケーン「ヘクター」が、そのまま台風17号「ヘクター」に。)
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