二つの頭をもつサメが、インド・マハラシュトラ州の沖で捕獲された。サメは体長約15センチの子どもで、捕獲した漁師は写真を撮影した後にサメを海に戻した。
サメを発見したナイチン・パティルさんは「私たちは、こんなに小さな魚を食べません。特にサメは。だから変わっているなと思いましたが、海に戻しました」とヒンドゥスタン・タイムズに話す。
パティルさんと一緒にサメを捕獲したウメシ・パーレーカールさんも「今まで見たことがありません」と驚く。
ふたりは撮影した画像を、ムンバイにあるインドの中央海洋漁業研究所に提供した。
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サメを調べた中央海洋漁業研究所の科学者や海洋生物学者はヒンドゥスタン・タイムズの取材に、2つの頭があるサメはとても珍しく、マハラシュトラ州沖で捕獲されたものとしては初めてではないかと話している。
科学者の一人は「記録によれば、頭が2つあるサメがインド沖で報告されるのはとても珍しいケースです」と説明している。
ナショナルジオグラフィックの2016年の記事によると、近年頭を2つ持つサメが相次いで報告されているが、理由はわかっていない。同メディアは、原因の一つに汚染や乱獲による遺伝子プールの減少があるのではないかと指摘している。
アメリカでは2019年に、口が2つあるレイクトラウトがアメリカでみつかっている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。