イーロン・マスク氏がTwitterは、有料版の「Twitter Blue」のユーザー拡大に必死になっているが、その影響がTwitter公式アプリにも出てきたようだ。
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■パワーユーザーに人気の公式アプリが有料版専用に?
Twitterが提供している「TweetDeck(ツイートデック)」は複数のタイムラインを並べて表示できるウェブアプリで、主にパワーユーザーに人気がある。もともとはサードパーティーのアプリだったが、2011年にTwitter社(当時)に買収されて公式サービスになっている。
Twitterの公式アカウントが日本時間7月4日、TweetDeckの改良版のリリースを発表した。さまざまな機能が追加された一方で、「TweetDeckにアクセスするには、30日以内にユーザーが認証を受けなければならない」と明記された。
有料版の「Twitter Blue」に加入しないと使えなくなることを示唆しているとみられる。
■閲覧できるツイート数を制限を開始。有料ユーザーと無料ユーザーに差をつけていた
日本時間7月1日ごろから、世界各地のユーザーが、Twitterのタイムラインが読み込めなくなる事態が発生。「一時的に各ユーザーが1日に閲覧できるツイート数の上限を設けた」とマスク氏が発表したことに、不満の声が続出していた。
このときに打ち出した上限は、Blue加入者が1日あたり1万ツイート、一般的な無料ユーザーが1000ツイートと大幅に差をつけていた。
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