台風15号が関東を通過した影響で、首都圏の鉄道に大幅な乱れが生じている。入場規制が実施されたJR津田沼駅では9月9日朝、駅前に利用者の長蛇の列ができ、ネット上で現地の写真が話題になっている。
撮影者のばらおspさんによると、午前9時ごろ駅前の商業施設「モリシア津田沼」の3階テラスから撮影した。あまりの長蛇の列に「さすがに並びたくなかったので、とりあえず写真撮って、職場に連絡して、様子を眺めてました」とハフポスト日本版にコメントしている。
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また、JR津田沼駅を利用しようとした30代男性会社員は、「駅で入場規制がかかり、2キロくらい並んでいた」と振り返る。
入場を待つ列が全く進まず、タクシーに乗ろうかと相談したり、諦めて途中で列を離脱したりする人たちで溢れていたという。駅周辺では、混乱を避けるためJR駅員や警察が誘導していた。
男性は「台風後の気温が上がる中で並んでいたので、暑くて気分が悪くなった」と語った。
そのためJRの利用を諦め、新京成線で迂回しようとすると、同じように迂回した人たちで溢れており、電車も運転見合わせとなっていた。
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船橋市内の男性の自宅は、サンルーフのカバーが外れ、隣の家の壁のカバーも外れていたという。車庫に止めていた車には傷がついており、「何か物が飛んできたのではないか」と話した。
JR東日本・千葉支社の広報担当者は正午、ハフポスト日本版に対し「午前10時53分ごろまで入場規制を実施していたという情報が入っているが、その後も実施しているかは不明。どれほど行列が出来ているかも情報が入っていない」とコメントしている。