
時事通信社
プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」のマスコット、つば九郎を支えてきた社員スタッフが亡くなった。球団が2月19日に発表した。
つば九郎は1994年に4月9日にデビュー。2024年には30周年を祝う特別試合も開催された。
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スワローズファンでXのユーザー名「ドデ九郎」さんは2024年に結婚式を挙げた時に、招待状の返信がつば九郎から届いた。
招待状は妻がドデ九郎さんに内緒でつば九郎に送ったもので、返信は誰よりも早かったという。
出欠の回答は「気持ちは出席」。食物アレルギーの欄には「じゃいあんつ」と書かれてあったといい、ドデ九郎さんは「妻と笑った思い出は忘れません」とXに思い出をつづった。
他にも、メッセージ欄には「すえながくおしあわせに!!おめでとうございます」という祝福の言葉が書かれていた。
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ドデ九郎さんは、返信を見た時の気持ちを「率直に嬉しかったです」とハフポスト日本版の取材に答えた。
「内容もつば九郎らしいものでしたし、筆跡も見慣れたものだったので、間違いなく本人が書いてくれたんだなと思いました」
ドデ九郎さんにとってつば九郎は、球団に必要不可欠で代えがたい存在だったという。
「つば九郎のいないシーズンを今は想像できないです」とも語った。

Masterpress via Getty Images
スワローズファンにとって、神宮球場の試合を見に行けば背番号「2896」が出迎えてくれるのが当たり前の風景になっていた。
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ドデ九郎さんの投稿は20日14時時点で25万以上いいね!され「つば九郎らしいユーモアがもう見られないのは、本当に寂しい」「涙がとまらない」などのコメントが寄せられている。