アメリカの首都ワシントンD.C.で1月6日、バイデン次期大統領の勝利に抗議するトランプ氏の支持者らが議事堂に侵入して暴動を起こし、議員らが避難する事態になった。
現地メディアの報道によると、警察が出動し、発砲が起きてガラスのドアが割れた。Twitterには南部連合の旗を持った支持者らが激しく抗議する様子が投稿されている。
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また大勢の怪我人が出ていると報じられており、警察はこれまでに女性1人を含む4人の死亡を発表した。
AP通信によると、亡くなった女性は議事堂のドアを破ろうとしたトランプ支持者に向けて発砲した警察の銃弾に当たった。病院に運ばれたが、その後に死亡したという。
また残りの3人は「医療緊急事態」によって亡くなったと、ワシントンD.C.警察のロバート・コンティ署長が発表した。さらにCBSによると、少なくとも52人が逮捕された。
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この日、議事堂では大統領選挙の結果を確定する連邦議会の合同会議が開かれていた。
しかしいまだに選挙での敗北を認めていないトランプ大統領は6日、支持者らに向かってスピーチし「抗議活動に自分も参加する」と述べていた。
【UPDATE:2021年1月7日14時5分】
死者と逮捕者の数を更新しました。