「俺の核ボタンの方がデカい」トランプ大統領、金正恩氏を再び挑発

「俺のボタンはいつでも押せる!」
Kevin Lamarque / Reuters

アメリカのドナルド・トランプ大統領は1月2日、Twitterで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を再び挑発し、アメリカの核能力は北朝鮮よりも「ずっと強力だ」と豪語した。

トランプ大統領は、金氏が1日に「新年の辞」でアメリカによる北朝鮮への威嚇を牽制したことに関してツイートした。

北朝鮮指導者の金正恩が「核のボタンはいつでも私の机の上にある」などと発言した。金正恩の痩せて飢えている政権の誰でもいいが、金正恩に伝えて欲しい。俺も核のボタンを持っているが、金正恩のものよりはるかにでかく、より強力で、いつでも押せる状態だと。

金氏の「新年の辞」は様々なメッセージを含んでいる。韓国との関係改善の可能性に言及しながら、アメリカを厳しく非難している。

金氏は2月に韓国で開催される平昌冬季オリンピックに選手団を派遣する用意があると示唆し、韓国との対話姿勢をみせた。

同時に金氏はアメリカに対し、「核のボタンは私の執務室の机の上にある」「核兵器やミサイルの大量生産を加速させる」と警告した。

「アメリカ全土が我々の核打撃の射程圏内に入っている。核のボタンは常に私の執務室の机の上にある。これは脅しではなく現実だ」

この声明は、韓国とアメリカの同盟関係にくさびを打ち込むものだ。韓国の文在寅大統領は2日、金正恩氏の演説を歓迎し、南北対話を速やかに再開させ、北朝鮮選手団が平昌オリンピックに参加できるように準備を進めるように指示した。

トランプ大統領は、韓国の対応について控えめに反応している。

制裁措置と「その他の」圧力が、北朝鮮に大きな影響を与えはじめている。兵士たちは危険を冒してまで韓国へと逃げている。ついにロケットマンは初めて韓国との対話を求めている。ひょっとしたらそれはいいニュースかもしれないし、そうでないかもしれない。 そのうち分かる!

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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