アメリカのヘビーメタルバンド、「モトリー・クルー」のドラマーであるトミー・リー氏が8月11日、ソーシャルメディアに全裸写真を投稿し、見た人に衝撃を与えた。
写真でリー氏は、全裸で全てをさらけ出していた。
この写真は最終的にはInstagramから削除されたものの、何時間も閲覧可能となっていた。同じ写真はFacebookにも投稿された
リー氏は写真に「Ooooopppsss(おっと、やっちゃった)」とコメントを載せ、彼の妻ブリタニー・ファーラン氏は「オーマイゴッド」と反応した。
リー氏の全裸写真は日本時間の13日午前11時現在、まだTwitter上で掲載されている。
この写真がInstagram上から削除されるのに何時間もかかったことで、Newsweekは、同サイトの検閲にダブルスタンダードがあるのではないかという議論が起こっていると報じた。
Instagramのコミュニティガイドラインによると、同サイトは「さまざまな理由から」ヌード画像を許可していない。
この規則には、性器や女性の乳首写真(授乳や出産時や出産後、乳房切除手術後など医療関連の状況によるものなどは許可される)も対象となる。そのため、公共の場で男性のトップレスは許可されるのに女性がすると性的や下品に見られることに抗議する「#FreeTheNipple」という社会運動がこのガイドラインを話題にし、オンライン上で議論が広がった。
7月には、俳優フローレンス・ピュー氏が胸の透けるドレスを着用したドレスに「胸が小さい」など様々な批判を受けたことを明かし、「なぜ人々はそんなに胸に怯えるのか?」と自身の気持ちをSNSに綴った。
また、自身のヌード写真を頻繁にSNSに投稿することで知られる歌手ブリトニー・スピアーズ氏に対しても、「美しい」という意見もあるものの、「恥ずかしい」「不快だ」など批判的なコメントも多く寄せられてきた。
一方、俳優コール・スプラウス氏がお尻の写真をSNSに投稿した際には、「今までで最高の写真」など称賛するコメントが多く、スピアーズ氏などの女性に対する反応とは相反した。
ハフポストUS版はInstagramのコミュニティガイドラインについて同社に問い合わせたが、期日までに返答は得られなかった。
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。