東京で花粉症の症状報告がここ数日で急増しています。ウェザーニュースでは全国の会員からの症状報告を集計しており、その中で「ややつらい」「つらい」「非常につらい」といった、何らかの症状を感じている割合は東京では1月下旬から20%前後で推移していました。
それが4日(木)に春一番が吹いたタイミングで大きく増えて今季初めて30%を上回り、気温が15℃を超えた昨日6日(土)は38%に達しています。去年までの花粉飛散数と症状報告の関係から、飛散が開始すると30%以上を継続しやすいことがわかっており、ここ数日はそれを満たしている状況です。
晴れる日が続き次第に飛散数は増える
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今日7日(日)は昨日以上に気温が上がっており、11時の段階で症状が出ている報告は30%です。ウェザーニュースが独自に設置している花粉観測装置、ポールンロボによる観測でも飛散開始の基準に迫っており、今日、明日にも到達する可能性が高くなっています。
東京など関東各地は12日(金)頃まで晴れる日が続く見込みです。週明けは気温が下がるものの、後半は15℃に迫る日があり、花粉が飛散しやすくなると見られます。関東のスギ花粉のピークは3月下旬にかけて続く予想ですので、しっかりと対策を行ってください。
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