「東方神起 LIVE TOUR 〜Begin Again〜 Special Edition in NISSAN STADIUM」が、18年6月8〜10日、日産スタジアムで開催されました。
開催前後には、史上初の日産3days公演に注目が集まり、メディア各社では「前人未到」「伝説」などと報じられました。
最終日の6月10日に行ってきました!!!
●控えめに言って神降臨
この日は天気予報通り、雨となってしまいました。開演時間が迫るにつれ、雨足が強くなっているような・・・。
ドキドキしながら待っていると、ユンホとチャンミンが透明のボックスに乗りステージ上部から登場!会場は歓声で満たされました。メインステージに降りてくる様子は、さながら神様のよう。
時代が時代なら、祭事を執り行う役職についていたかもしれません。(?)
●ずぶ濡れ神起
2人は土砂降りを物ともせず、パワフルでキレのあるパフォーマンスを見せました。しかし無情にも止まない雨。2人は水も滴るなんとやら〜状態で、ずぶ濡れ。前髪をかきあげたり、顔を拭う様子に会場からは悲鳴があがりました。
ずぶ濡れの2人が眩しく神々しくて、直視できませんでした。嘘です、がっつり双眼鏡で見ました。か〜〜(1週間後)〜〜っこよかったです。双眼鏡越しにチャンミンと目が合ったと話したら、編集部の皆さんに怪訝な顔をされました。
雨で衣装が重くなり、足元も滑りやすいなか、大変な素ぶりは一切見せず、全24曲をこなしました。エンターテイナーとしての気概を感じました。
3時間半の長丁場。雨に打たれた2人の体調が心配なところ。そんな2人は終始、ファンの体調を気遣っていました。
印象的だったのは、バラード曲「Bolero」。クライマックスでは風が吹きはじめ、曲の荘厳さが増しました。雨や風すら演出に変えてしまうすごさを感じました。
●お茶目さ健在
「Somebody To Love」では、曲の終盤で花火400発が打ち上げられました。美しさに感嘆の声が漏れるなか、雨のせいか、煙が充満して一瞬にして視界不良...。
会場からは「ユノ見えないー!」「チャンミンどこー!」などの掛け声があがりました。すかさずチャンミンが「見えないですよね(笑)」と反応。会場は大爆笑に包まれました。東方神起の魅力であるお茶目さが伺えたエピソードでした!
●ファンへの思いが詰まったMC
3回目のMCでは、2人からとても思いが込もった言葉が聞けました。兵役の2年間を待っていたファンに向けて、日本語でしっかり伝えてくれました。外国語を学んでいる身として、リスペクトに尽きます!
ユンホ:今日で今回のライブが終わりましたけど、どうでしたか?この2人も、皆さんのおかげで素晴らしい時間を過ごせました。本当にありがとうございます。
前からずっと、最近も「おかげさまで」という言葉をよく使うんですけれども、この言葉をよく考えてみると、いつも影のようにいてくれて、そばにいてくれて支えてくださっている皆さんにピッタリな言葉だと思います。
本当に、この足りない2人をここまで引っ張ってくださったのは、皆さんのおかげだと思っております。
これからも何があっても、皆さんと初心を忘れずに一緒に歩んでいきたい。僕は、そんな皆さんのことを大切に思っています。
今日も皆さんのおかげですごく幸せでした!
チャンミン:こんなにたくさんの人たちと、こんなにうれしい瞬間を共にすることができました。
1人ひとりが集まってみんなで楽しい気持ちを共有することに本当に感動しています。
これは絶対忘れられないと思います。
人と人の間柄で成立する「人間」なので、僕たち、皆さんとの関係で成り立つことを誇りに思っております。
今日の日産、忘れられないですよね?
思い出をもう一度、いつかまた作りたいですよね?
出来るか出来ないかは、東方神起の皆さん(※)次第じゃないですか(笑)。
(ユンホ:頑張るしかないね)
これからも一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします!
(※「東方神起の皆さん」と自身を客観視したようにも、「東方神起と皆さん」一緒にというようにも聞こえました)
●2018年も東方神起でいっぱい
9月からのアリーナ・東阪ドームツアーをサプライズで発表すると、会場中に嬉しい悲鳴が響き渡りました。ユンホが新曲披露の前に発表があると切り出し、チャンミが「まさか?」「もしかして?」と話し、会場はザワザワ。発表とともに、大きな歓声があがりました。
2年間の兵役から戻ってきて、ここから再び始まるという意味を込めた今回のツアー「Begin Again」。ファイナルの位置付けだった日産公演で、またすぐに2人に会えるとの発表にファン一同喜びを噛み締めました。
新曲・アルバムリリースも控え、今年の下半期も東方神起な一年になりそうです。
(執筆:小室翔子、編集:渡辺一樹、生田綾)