五月病にはまだ早いけど、どうにもやる気が出ないときってありますよね。そんなあなたにお勧めのライフハックがあります。ToDoリストの活用術を描いた1ページの体験マンガがSNSで話題になっています。
描いたのは『鬼嫁と結婚してしまった結果』などの著作がある漫画家の大和なでしこ(@nadeshiko0328)さん。この漫画を3月31日、公式Twitterに投稿したところ、1000件を超える「いいね」が集まっています。
■「個人的にオススメは1番下の簡単なタスクからやること!」
大和さんは「なんかやる気が出ない時」にToDoリストを作るようにしていますが、その際に注意していることがいくつかあるそうです。
01.紙にやりたいことを3つほど書く(アプリでも可)
02.重要度が高い物を上に、低いものを下に書く
03.最も下に書いたタスクから順に片づける
ToDoリストを作ることで「やることが整理され何をやるべきかがハッキリする」「簡単な作業からやるとすぐ終わるからやる気スイッチも入りやすい」と指摘。ただし、タスクを5つ以上にすると「逆にやる気をなくすのでNG」と釘を刺しています。
今回の漫画に対して大きな反響が広がりました。以下のような声がでていました。
💬「すっごい納得してる。仕事もそうだけど、趣味でも応用が効きそう」
💬「いつも挫折していたけれど、5つ以上作ると逆にモチベーション下がる」
💬「重要度の高い物からやろうとして無限に時間を溶かしていた」
ハフポスト日本版は作者の大和さんに取材しました。今回の漫画は「ゆうメンタルクリニック」の公式サイトで連載中の「うつ抜けなでしこ先生」の最新話ということでした。
ToDoリストの存在は「8年くらい前にビジネス書で」知ったそうです。重要度の低いタスクから片づけるようにした理由については、「簡単な作業から始めると、やる気スイッチが入りやすいのでとても有効なやり方でした」と振り返っていました。
詳しい一問一答は以下の通りです。
■大和なでしこさんとの一問一答
――「うつ抜けなでしこ先生」の連載が始まった経緯は?
エッセイマンガを描いていた際に編集さんから読み切りや連載のお仕事の話をいただきました。連載するサイトがメンタルについてでしたので自分が鬱になった際にどう克服したかを描いてます。
――「やる気がでないときにToDoリストをつくる」というのは、いつごろにどういった経緯で発案されましたか?
8年くらい前にビジネス書でToDoリストの存在を知りました。
――「実際に紙に書く」のは意識に残りやすいからでしょうか?
手で紙に書いた方がやった後に斜線でチェックできるので私は紙の方が好きですが、最近はアプリも使っています。
――1番上の重要度の高いタスクからではなく、一番下の簡単なタスクからやるという手法はどう編み出しましたか?
やる気スイッチは勝手に入るのではなく、やらないとやる気スイッチが入らないことに気づきました。簡単な作業から始めると、やる気スイッチが入りやすいのでとても有効なやり方でした。
――今回のマンガに「そういう方法があったか」と多くの反響が寄せられていますが、反響をどう感じていますか?
「5つ以上のタスクにしていて失敗していた」という声が多かったです。自分もそうでしたが、タスクを多く作りすぎると最初からやる気を無くしてしまうんですよね。