アメリカの雑誌「TIME」は、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」の発表を前に、インターネット上で意見を募っている。
公式サイトによると、2020年の100人は9月22日に発表される予定。発表を前に広く意見を聞くために、サイト上に110人(組)以上の写真と肩書きを紹介している。それぞれの人物に「100人に選ばれるべき(YES)」か「選ばれるべきではない(NO)」を選んで、投票することができる。投票の途中経過を確認することもできる。
政治、芸能、スポーツ、経済界などの世界の著名人が取り上げられており、その一部を紹介する。
日本からは?
日本の政界・経済界からは小池百合子氏(東京都知事)と孫正義氏(ソフトバンクグループ会長)の名前が確認できた。
新型コロナ対応で注目される政治家たち
新型コロナウイルスの感染が広がり、各国・地域の指導者の手腕にも注目が集まっている。
政治家では、アメリカのトランプ大統領、イギリスのジョンソン首相、カナダのトルドー首相、韓国の文在寅大統領、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長、台湾の蔡英文総統、中国の習近平国家主席、ドイツのメルケル首相、ニュージーランドのアーダーン首相、フランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領などの名前が挙げられている。
今年のアメリカ大統領選の民主党大統領候補ジョー・バイデン氏が、副大統領候補に指名したカマラ・ハリス氏の名前もあった。
話題のお二人も
挙動に注目が集まり続けるヘンリー王子とメーガン妃は連名でリスト入り。エリザベス女王も掲載されている。
アクティビスト
アクティビストからは、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんや、香港の民主活動家・羅冠聡さんら。また、「『Black Lives Matter』(運動に携わる)抗議者たち」も掲載されている。
俳優、アーティスト
俳優のトム・ハンクスさん、アーティストのテイラー・スウィフトさん、ビリー・アイリッシュさん、レディー・ガガさん、チェリストのヨーヨー・マさん、グループではBLACKPINKやBTSが掲載されている。
スポーツ界
スポーツ界からも多くのアスリートが掲載されている。セリーナ・ウィリアムズさん(テニス)、ノバク・ジョコビッチさん(テニス)、ミーガン・ラピノーさん(サッカー)、レブロン・ジェームズさん(バスケットボール)ら。
経営者たち
世界的有名企業のCEOたちも掲載されている。
テスラのイーロン・マスクCEO、Twitterのジャック・ドーシーCEO、ネットフリックスのリード・ヘイスティングスCo-CEO、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOら多くの企業経営者が取り上げられている。
前線で働く人たち
「新型コロナウイルスと闘っている」医療従事者たち、山火事の消火に取り組む「オーストラリアの消防士たち」もリストに掲載された。
ほかにも、様々な分野の第一線で活躍する人、注目を集める人たちが紹介されている。