チベットスナギツネってどんな動物? カップヌードルのフタに6%の確率で出現(画像集・動画)

2010年にNHKが特集番組「珍獣:チベットスナギツネ」として放送。独特の切れ長の乾いた目つきが、ネット上で人気を集めています。
カップヌードルに描かれたチベットスナギツネ(左)と、実際のチベットスナギツネ
カップヌードルに描かれたチベットスナギツネ(左)と、実際のチベットスナギツネ
Twitter/ Getty Images

日清食品の看板商品「カップヌードル」の新しいフタの内側にはネコが描かれていることで知られているが、6%の確率で「チベットスナギツネ」になることが分かった。カップヌードルの公式Twitterが8月5日に発表した。

すでに発見された方も多いですが、こちら「チベットスナギツネ」といいまして、遭遇率は6%となっております。#チベットスナギツネ #遭遇率6パーセント pic.twitter.com/2orkltCbfM

— カップヌードル (@cupnoodle_jp) August 5, 2021

日清食品ではプラスチックを削減するために6月から、フタ止めシールを廃止。開け口を2つに増やした「Wタブ」を採用した。この新しいフタを開くと、Wタブが耳になるネコの顔が描かれていた。

SNS上では、すでにチベットスナギツネを発見していた人々から「まさかのレアだったんですね」「おまえ誰やねんと声が出たやつが遭遇率6%だったとは」「ネコチャンを期待してワクワクしながらめくったらめちゃ笑った」などと反響が寄せられている。

■チベットスナギツネってどんな動物?

中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
Xinhua News Agency via Getty Images

国際自然保護連合(IUCN)によると、チベットスナギツネは中国のチベット高原を中心にインド、ネパールに生息している。標高2500メートルから5200メートルの高地の荒れ地や草原で、岩の下に巣穴を掘って生活。IUCNレッドリストには絶滅の恐れが少ない「低危険種」に位置づけられている。

ミシガン大学の動物データベース「ADW」では体長を57.5~70cmとしている。一夫一婦制であることで知られ、ペアで狩り、捕まえた餌は何でも共有する。主な獲物はナキウサギだという。

PR Timesによると、日本ではNHKが2010年に「珍獣:チベットスナギツネ」として特集番組を放送。これがきっかけで、独特の切れ長の乾いた目つきがネット上の人気を集めた。2015年にはチュートリアルの徳井義実さんが出演する「カルピスオアシス」のCMに登場した。

2017年にはキューライスさんがTwitter上で発表していた漫画「チベットスナギツネの砂岡さん」がKADOKAWAから書籍化されている。

■チベットスナギツネの画像集

中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
Xinhua News Agency via Getty Images
中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
中国甘粛省で撮影されたチベットスナギツネ
Xinhua News Agency via Getty Images
中国のチベット自治区北部で撮影されたチベットスナギツネ
中国のチベット自治区北部で撮影されたチベットスナギツネ
Feng Wei Photography via Getty Images
中国の新疆ウイグル自治区で撮影されたチベットスナギツネ
中国の新疆ウイグル自治区で撮影されたチベットスナギツネ
Barcroft Media via Getty Images

■チベットスナギツネの動画

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