お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也が、振り込め詐欺グループの忘年会に吉本興業所属の芸人たちを仲介したとされる問題で、デイリースポーツは、その問題を伝える記事の中で「ロンドンブーツ1号2号」の「田村亮」と「田村淳」を取り違えたとして「お詫び」した。
デイリーの「お詫び」文によると、6月6日午後5時ごろに「デイリースポーツONLINE」などに配信した「カラテカ入江、吉本を解雇…振り込め詐欺グループの忘年会出席を仲介」の記事の中で、この忘年会に参加したとされるロンドンブーツ1号2号の田村亮の名前を書くところで、誤って田村淳と書いたという。配信後、すぐに訂正したとしている。
「お詫び」の全文は以下の通り。
6月6日午後5時ごろにデイリースポーツONLINEなどインターネット上に配信した「カラテカ入江、吉本を解雇…振り込め詐欺グループの忘年会出席を仲介」の記事の中で、誤った記述が一時的に流れ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんをはじめとする関係者の方々に多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫びします。
田村亮さんと田村淳さんを書き間違えたものです。記事は配信後すぐに訂正しましたが、一時的にでも読者の方に田村淳さんがこの忘年会に参加していたという誤解を与えてしまいました。誤った情報を発信したことをご説明するとともに重ねてお詫びします。
(デイリースポーツONLINE 「ロンドンブーツ1号2号・田村淳さんの誤情報発信についてお詫びします」から)
この誤記載については、田村淳がTwitterで7日、「しれっと名前を変えるだけで済む話ですかね? 僕が詐欺グループの闇営業に参加してると勘違いしてる人が沢山いて、困惑してます…勘違いされるのは僕の日頃の行いもあるのでしょうが…」などと抗議していた。
デイリーの「お詫び」を受け、田村淳はTwitterを更新。「デイリーさんの謝罪…非常に目立たない場所でひっそりとした謝罪ありがとうございます」などと皮肉っている。
6月7日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、入江が仲介する形で2014年12月に、吉本興業に所属する複数の芸人が、振り込め詐欺グループの忘年会に出席したと報じていた。所属事務所を通さない「闇営業」だったという。
入江は、2019年6月4日付で所属していたよしもとクリエイティブ・エージェンシーと契約解消となり、入江は7日、公式Twitterに謝罪コメントを掲載した。