脊髄損傷の滝川英治、ブログは口で執筆していることを初告白「指はまだ動かせません」

「生死さ迷う中 999年分泣いた」
※滝川英治オフィシャルブログより
※滝川英治オフィシャルブログより
Amebaニュース

ドラマ撮影中の事故で脊髄損傷のけがを負った俳優の滝川英治が3日、自身のアメブロを更新。事故直後の心境を痛々しい写真ともに報告。さらに、指が動かないためブログは口を使って書いていることを初めて告白した。

滝川は2017年9月15日、ドラマ『弱虫ペダルSeason2』(BSスカパー!) の撮影中に自転車で転倒。ドクターヘリで搬送されすぐに手術を行ったが、脊髄損傷という診断を受け、現在も病院で治療を続けている。

「「ヤベェ!!」一瞬の出来事でした」と事故の瞬間を振り返った滝川。何とか一命はとりとめたものの「全く現実を受け入れられませんでした」とさまざまな医療器具に囲まれながらベッドに横たわる痛々しい自身の写真を公開した。

「「信じられへん・・・」「うそやろ・・・」「脊髄損傷?」「なんやねんそれ」「俺の体どうなんねん」生死さ迷う中 999年分泣いた」と苦悩したが、「1000年分の涙が陽光に照らされた時 俺の中で何かが変わりました 心が何故か穏やかで前を向き進みはじめようとしたんです」と意識が変わり始めた。厳しい後遺症と闘いながら、約1ヶ月後には左親指が微かに動きだすまでに至ったという。

今は人工呼吸器も外れ、左腕は徐々に動かせる範囲が広がってきたと報告。右腕も昨年末から感覚が出てくるようになり、「ほんのミリ単位で」動かせる範囲が広がってきているという。しかしながら指を動かすことはまだ難しく「このブログは、口を使って書いてます」と初めて明かした。

ブログの最後では「家族、親戚、友人、ドラマ「弱虫ペダル」関係者、ファンの皆さん、たくさんの応援してくださる方々、本当に感謝しています」と謝辞を述べ、「自分は今日一日を精一杯生きてます!過去は過去 これから新しい我がみちを作っていきます 自分だけの真っ直ぐな道 そしてそれは誰もわからない未知なるもの『ゼロからスタートや!』」と熱くつづりブログを締めくくっている。

この投稿にファンからは「辛く大変なことも多いかと思いますが、お身体が良くなることをお祈りしております」「壮絶な体験をされたのですね。それを克服されようと励んでいらっしゃる滝さんのお姿には感動するばかりです」「兎に角、目の前の課題を1つ1つクリアできるように頑張って下さい。若さと情熱があれば、滝川さんなら大丈夫だと思います」などのコメントが600件以上寄せられている。

(2018年3月4日Amebaニュースより転載)

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