宝塚歌劇、公演中止を6月末まで延長 雪組、月組トップコンビの退団日も延期
宝塚歌劇団は9日、新型コロナウイルスの感染状況や政府の緊急事態宣言の発令などを踏まえ、当面の間としていた公演中止期間について、6月末まで延長すると発表した。
また雪組トップコンビの望海風斗、真彩希帆、月組トップコンビ・珠城りょう、美園さくらの退団日も延期となった。退団日については「決まり次第、改めてお知らせいたします」としている。
同日、公式サイトでは「4月12日までのすべての公演を中止させていただいておりましたが、その後の感染拡大の状況に加え、地方自治体の対応や政府の緊急事態宣言の発令などに鑑み、各公演の中止期間を6月末まで延長させていただくことといたしました」と説明。「ご観劇を心待ちにしておられたお客様には深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
7月以降の公演について「今後の状況を慎重に見極めながら、宝塚大劇場および東京宝塚劇場の公演スケジュールの見直しも含め、改めて検討のうえ、追って当ホームページにてご案内いたします」としている。「お客様にはご不安とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます」と呼び掛けた。
【中止対象公演】
・宝塚大劇場公演
『はいからさんが通る』(貸切・新人公演含む)
3月13日~4月20日
『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』(貸切・新人公演含む)
4月24日~6月1日
『アナスタシア』(貸切・新人公演含む)
6月5日~6月30日
・東京宝塚劇場公演
『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『RAY -星の光線-』(貸切・新人公演含む)
3月27日~5月3日
『はいからさんが通る』(貸切・新人公演含む)
5月8日~6月14日
『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』(貸切公演含む)
6月19日~6月30日
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