【台湾の旧正月】ヒトとモノがごった返す!台北一の問屋街「迪化街」レポート

台湾の問屋街が一番盛り上がる時期。
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こんにちは! 台湾の吉本です。

今年の春節(旧正月)、台湾は2月15~20日、大型連休となります。

今回は、春節準備で賑わう台北一の問屋街「迪化街」をレポートします!

2018年の春節について

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農暦を採用している台湾では、2018年2月16日が元日となります。今年は三ヶ日が土日を挟むため、振替で6連休となります。

2月15日(木) 除夕:大晦日

2月16日(金) 初一:元日

2月17日(土) 初二:1日

2月18日(日) 初三:2日

2月19日(月) 振替休日

2月20日(火) 振替休日

昔ほどではありませんが、今もお正月は多くのお店が閉まります。そのため、台湾人は事前に大量に食べ物を買い込んで、実家で過ごす準備をします。日本と同じですね♪ またこの時期になると、忘年会や大掃除など日本と同様に暮れが迫ったのを感じます。

迪化街の年貨大街

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毎年、お正月の時期になると、台北で一番賑わう場所といえば、伝統的な問屋街が並ぶ「迪化街(ディーファージエ)」。

迪化街は古いレンガの建物が並び、いつもはレトロ感が感じられる風情のある街なのですが、この時期はガラッと印象を変え、まさしく年末の上野・アメ横! ずらっと屋台が並び、元々広くはない道が車ひとつ分ほどの狭い道になります。そこに大勢の買い物客で溢れ、ぎゅうぎゅうの寿司詰め状態に。最終日が近づくと、人がさらに増え、まさしく「おしくらまんじゅう」で押し合いへし合い状態になります。

また、売り子さんたちの威勢のいい声が常に聞こえてきて、まるでバーゲンやタイムセールに迷い込んだかのような賑やかさです!

「これぞ台湾のお正月!」な光景

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売られている物も、いつもの問屋街とは違います。

この時期は台湾各地から業者がやって来て果乾(ドライフルーツ)や肉乾(ビーフジャーキー)を始め、豆やチップスや飴などのスナック類、料理に使う冷凍食品など、保存食や嗜好品を量り売りで大量に、しかも、お得に仕入れることができます。試食もたくさん勧められるので、ひとたび道を通れば、もうお腹がいっぱいになります(笑)。

お正月飾りもたくさん売っています。日本人がしめ縄や門松を飾る感覚で、台湾では縁起の良い言葉を紙に書いた「春聯(チュンレン)」を飾ります。

この時期にしか買えない物もあるので、台湾在住の日本人は必ず一度は行ったことがあるのでは?

今年の掘り出し物

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今年の迪化街年貨大街で私が見つけた掘り出し物を紹介します♪

◆ドライフルーツ

台湾はドライフルーツで有名ですが、今回の年貨大街の中央あたりで売っていた量り売りのドライフルーツは特においしく感じて、即買いしました。更に、次の日も用事で行ってきたので追加購入。

特に、砂糖なしのグァバとリンゴがおいしかった! いつもは少量パッケージで高めなのですが、この時は破格な値段につられて、袋いっぱい買っちゃいました。

◆黒糖生姜

まだまだ寒い台湾では、暖をとるには食から! 通りの南側にいたおしゃべりなおばちゃん店主の強い勧誘につられて試飲してみた黒糖生姜茶がすごくおいしくて、こちらも即買い。黒糖がまぶしてあるのですが、生姜の辛みが強めで、飲んですぐ体がポカポカになりました。もう一軒別のお店でも同様の物を見つけましたが、そこより断然このお店のほうがおいしかった。

◆臭豆腐

もうひとつの掘り出し物は、屋台の臭豆腐! 年貨大街の時にしか出ない屋台なんですが、外はカリッカリ、中はふわっと揚げた臭豆腐は絶品でした! 臭豆腐は苦手な方も多いかと思いますが、私は揚げ臭豆腐が大好きです。あのおいしさがわからない人はもったいない! 一度騙されたと思って試してみてください。

おわりに

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日本の正月から1ヶ月ほど遅れてやって来る台湾のお正月。

この時期は日本同様、お年玉をもらったり、家族で集まるために実家に帰省したりと、みんな心浮き立つ時期です。迪化街の年貨大街に行くと、そんなみんなのウキウキが伝わってきて、本当に楽しい気分になります。つられてちょっと買いすぎちゃいますけど(笑)。

台北だけでなく「北迪化、南中街」といわれるほど有名な、高雄の三鳳中街の年貨大街にも行ったことがあるのですが、同様にみなさん楽しそうに盛り上がっていました!

台湾の問屋街が一番盛り上がる時期、ぜひ一度この時期を狙ってお越しください♪

Ambassadorのプロフィール

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一人旅で訪れた台湾で「ここに住もう!」と決意し、猛勉強、お金を貯めて移住しました。旅や探検が大好きで、台湾だけでなく東南アジアにも頻繁に旅しています。

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