【台風6号】週末はうねりや高波 四国から関東では海水浴は控えて

楽しい夏を過ごすためにも、波の状況や遊泳可否をしっかりと把握して安全第一で行動してください。
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子どもたちは夏休み中で、海水浴へ出かける予定を立てている方も多いと思います。
ただ、この週末は四国から関東沿岸の海水浴はうねりや高波に注意が必要です。マリンレジャーはお控えください。


四国から関東沿岸を中心に高波注意

波の予想 27日(土)6時
波の予想 27日(土)6時
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波の予想 27日(土)6時
現在、潮岬の南にある台風6号は、今週末は紀伊半島から関東に接近・上陸する予想です。

その影響で、26日(金)午後から徐々に、四国〜関東南岸にかけて、波が高くなると見られます。
27日(土)には4〜5mのしけとなるおそれがあります。

北日本太平洋沿岸でも、次第にうねりを伴った波がやや高くなるため注意が必要です。

せっかくの週末ですが、高波が予想されている海でのレジャーは控えてください。


うねりにも警戒

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うねりは、風によって発生する風浪に比べて波長や周期が長いため、水深の浅い海岸付近では海底の影響を受けて波が高くなりやすいという性質を持っています。

そのため、沖合から来たうねりが海岸付近で急激に高波になることがあり、波にさらわれる事故も起こりやすいので注意が必要です。


水難事故の場所は「海」が最多

警察庁の調べによると、2016年の全国で発生した水難は1,505件、水難に遭った人の数は1,742人に上っています。

そのうち約半数が、亡くなったり行方不明となったりしています。

また、事故の発生場所で見てみると…
1位:海
2位:河川
3位:用水路
4位:湖沼池
でした。

安全に楽しい夏を過ごすためにも、波の状況や遊泳可否をしっかりと把握して安全第一で行動してください。


参考資料など
写真:ウェザーリポート by グリーンパンプキンさん

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