大容量のデータを無料で送付できるサービス「宅ふぁいる便」は1月24日、サーバーが不正にアクセスされた疑いがあるため、サービスを停止したと発表した。
同社は公式サイトに「一時停止に関するお知らせとお詫び」を掲載。サイトは現在アクセスができない状態になっており、トップページなどをクリックすると、このお知らせ文に飛ぶようになっている。
発表によると、一部のサーバーで不正アクセスの可能性が確認されたため、1月23日午前10時50分ごろからサービスを停止。利用者に対して、「ご利用の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
現時点では具体的な被害は確認されていないが、第三者を含めた調査を実施しており、再開のめどは立っていないという。
同社はお知らせ文の中で、1月13日から1月23日までにサービスを利用した人に対し、「送信されたファイルをお届けできていない可能性がありますので、ご確認をお願いいたします」と呼びかけた。
企業向けの「オフィス宅ふぁいる便」のサービスは、通常通り運用している。
お知らせとお詫び文の内容は以下の通り。
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宅ふぁいる便サービスの一時停止に関するお知らせとお詫び(第一報)
平素は格別のお引きたてを賜り厚くお礼を申し上げます。
弊社が運営しております「宅ふぁいる便」におきまして、一部サーバーに対する不正アクセスの可能性が確認されました。そのため、1月23日午前10時50分頃より当該サービスを停止しております。ご利用の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
現時点では具体的な被害は確認されておりませんが、引き続き第三者を含めた調査を行っており、再開のめどは現在のところたっておりません。詳細が判明次第、お知らせいたします。
なお、当該期間中(1月13日から1月23日まで)にサービスをご利用いただいたお客さまにおかれましては、送信されたファイルをお届けできていない可能性がありますので、ご確認をお願いいたします。
ご利用の皆さまにはご不便をおかけしますことを重ねてお詫び申し上げます。
※ビジネスプラス会員の皆さまには、サービスのお取扱いについて後日メールにてご連絡させていただきます。
※「オフィス宅ふぁいる便」サービスに関しては、通常通り運用しております。
【本件に関するお客様お問い合わせ先】
お問い合わせメールアドレス :bs_inquiry_takufile@ogis-ri.co.jp