おうちで懐かしの「ラムネ菓子」が作れるって知っていますか?

夏休みの自由研究のテーマはもう決まりましたか? 化学反応を利用した、懐かしのお菓子を作ってみましょう!

【おうちでラムネ菓子を作ってみよう!】

夏休みの自由研究のテーマはもう決まりましたか? 化学反応を利用した、懐かしのお菓子を作ってみましょう!

ラムネってどうしてシュワシュワするんだろう?

甘酸っぱいラムネは口の中に入れるとシュワッと溶けていきますよね。口の中が涼しくなる気もしませんか。砂糖のようで砂糖じゃない。ラムネは何からできているんでしょうか? どうしてシュワッとするんでしょうか?

簡単に手に入る材料で、ラムネができた!

お店で買うようなラムネが、家で簡単に作れます。材料もスーパーや薬局で手に入るようなものばかりだから、レッツチャレンジ!

ラムネの作り方

所要時間:30分 予算:700円  ※電子レンジ、包丁、火は使いません

○材料

・粉糖(パウダーシュガー)・・・50g

・コーンスターチ・・・10g

・クエン酸小さじ1/4

・レモンの搾り汁・・・小さじ1/2

・重曹・・・小さじ1/2

・水・・・小さじ1/2

○用意するもの

・ボウル

・スプーン

・計量スプーンや抜き型

(色をつけたい場合)

・食紅・・・付属スプーン1杯分

○作り方

1.粉糖にコーンスターチを混ぜます。

2.真ん中にくぼみを作ります。

3.クエン酸、レモンの搾り汁、水を加えて混ぜます。色をつけたい場合、食紅もこの段階で加えましょう。

4.よく混ぜたら、重曹を加えてさらに混ぜ合わせます。

5.軽量スプーンなどの丸いスプーン2つで粉をすくってギュッと重ねます。

6.乾かしたら完成!

参考レシピ

口の中で化学反応が起きていた!

重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸などの強い酸が水に溶けると、化学反応が起きて炭酸ガスが発生します。この化学反応はまわりの熱をうばいながら(吸熱反応)進みます。

ラムネはまさに重曹とクエン酸からできています。ラムネを口に入れたとき、つば(唾液・だえき)に溶けたことで化学反応を起きて、シュワシュワと泡が発生しているのです。口の中がヒンヤリするのは吸熱反応によるものです。

コーラなどのシュワッと泡が出る炭酸飲料も、この化学反応による炭酸ガスを利用したものなんですよ!

こんな方法もあるよ!

○ポリ袋を使ってみよう

ポリ袋の中で粉を混ぜ合わせると、汚れにくいし、形を作る前に乾燥しにくくておすすめ。

○かき氷シロップも使えるよ

色をつけたい場合、食紅がなかったらかき氷のシロップでもできます。その場合は、レモンの搾り汁小さじ1/2の代わりに、かき氷シロップ小さじ1/2を入れます。

さらにアレンジしてみよう

同じ材料を使って炭酸水を作ることもできます。シロップで味つけしてもおいしいですよ♪

いつも食べているお菓子にも、科学反応が利用されているなんておもしろいですね。いろいろな着色料が手に入ったら、色を混ぜ合わせてカラフルなラムネを作ってみても楽しいですよ!(TEXT:松崎祐子)

クックパッド編集部

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