Maroon 5(マルーン5)アダム・レヴィーンの上半身裸のパフォーマンスが、15年前のジャネット・ジャクソンと比較され、ダブルスタンダードではないかと物議を醸している。
Maroon 5は、ジョージア州アトランタで2月3日夜(現地時間)に開催された、アメフトの頂上決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーに登場。人気ラッパーのトラヴィス・スコットやBig Boiとともに、ヒット曲を次々と披露して会場を盛り上げた。
パフォーマンスの後半で、レヴィーンはジャケットやタンクトップを脱ぎ捨て、最後は上半身裸になって熱唱した。
このパフォーマンスと比較されたのが、15年前のジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクのパフォーマンスだ。
2004年のハーフタイムショーで、ティンバーレイクがジャクソンの衣装をはぎとった際、あやまってジャクソンの片胸が露わになるハプニングが起きた。
一部始終がTVで生中継され、大問題になった。この出来事はその後「衣装の不具合」と説明され、ティンバーレイクとジャクソンはともに、この「事故」は意図的ではなかったと説明してきた。
そして、ジャクソンはこの件で大きなバッシングを受けた。非難されたのはティンバーレイクではなく、ほとんどがジャクソンだった。
2004年のスーパーボウルを放送したTV局CBSの当時のCEOは事件の後、CBS関連の放送局でジャクソンの曲を流さないように指示し、ジャクソンを締め出そうとした疑惑が報じられている。
しかし、今回上半身裸でパフォーマンスしたレヴィーンは、ジャクソンのような批判は受けなかった。これに対し、「ダブルスタンダードではないか」と疑問を呈する声がSNSで上がっている。
「なぜアダム・レヴィーンの胸はOKで、ジャネット・ジャクソンの胸はダメなの?教えて」
「レヴィーンは露出して良くて、ジャクソンはダメなのか?ダブルスタンダードじゃ?」
「アダムの乳首が見えた。ジャネットは電話で抗議したほうがいい」
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。