アメリカ・ジョージア州で、潜水艇タイタンの事故をジョークにしたファストフード「サブウェイ」の店舗に、批判が集まった。
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オーシャンゲート・エクスペディションズ社の潜水艇タイタンは6月、大西洋に沈むタイタニック号に向かう途中で船体が圧壊し、乗っていた5人が死亡した。
この事故の後、ジョージア州リンコンにあるサブウェイの店舗が、看板に「私たちのサブは潰れない」というキャッチコピーを掲げた。
サブウェイと潜水艇(サブマーシブル)をかけた宣伝文句だったが、看板の写真がSNSで拡散すると、反発と苦情が殺到。
「早すぎる!まったく笑えない」「他人の苦しみをお金にするのは良くない」といったツイートや、「失礼すぎる」「もし自分の家族が関係していたら、面白いとは思わないはず」といったFacebookコメントが投稿された。
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その一方で「うまいジョーク」「そんなに厳しくならなくても」という声もあったが、看板の宣伝文句は取り下げられた。
サブウェイの広報は「この問題についてフランチャイズの店舗と連絡を取り、このようなコメントは我々のビジネスにふさわしくないと明確に伝えました」「広告はすでに撤去されました」と複数のメディアに伝えている。
タイタンには10代の若者とその父親や、オーシャンゲート社のストックトン・ラッシュCEOら5人が乗っていたが、アメリカ沿岸警備隊は6月22日に全員の死亡を発表した。
オーシャンゲート社は事故の後、すべての調査や商業運転を中止している。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。