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製品評価技術基盤機構(NITE)は4月15日、公式X(@NITE_JP)に「ごみ収集車やごみ処理場の火災の原因に」と投稿。リチウムイオン電池が搭載された製品を一般のごみと一緒に出した際に起こる事故について注意を呼びかけた。

y-studio via Getty Images
ボワっとオレンジ色の炎
東京消防庁によると、リチウムイオン電池は、電動アシスト自転車や充電式掃除機、スマホなどに搭載されており、同庁は「熱や衝撃に弱いなどの特性」がある。
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リチウムイオン電池を搭載した製品から出火する火災は相次いでおり、2022年は150件発生。死者1人、けが人42人が出ている。
NITEがXで公開したのは、リチウムイオン電池搭載の製品が一般ごみの袋の中に入っており、ごみ収集車の中で袋が圧縮された際に火災が発生したことを想定した実験映像。
圧縮後に煙が出始め、しばらくするとボワっとオレンジ色の炎が上がった。
NITEは、モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、加熱式タバコ、電動歯ブラシ、電動工具など、「コンセントにコードが繋がっていなくても作動するもの」にリチウムイオン電池が搭載されているとし、正しい方法で捨てるように呼びかけている。
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