日曜劇場『キャスター』第1話が4月13日に放送されました。
テレビ局の報道番組を舞台に、阿部寛さんが型破りなキャスターの進藤壮一役、永野芽郁さんがバラエティ番組出身の総合演出、崎久保華役、道枝駿佑さんがジャーナリスト志望のアシスタントディレクター本橋悠介役を演じる完全オリジナルストーリー。第1話では、SnowMan宮舘涼太さんの意外な形でのゲスト出演も話題になりました。
SnowMan宮舘涼太さんは、崎久保(永野さん)が以前に担当していた番組『イケメンシェフがお邪魔します!』出演者のシェフ・鴻池翔役で登場。
入院中の少年のもとを訪れ、元気づける「イケメンシェフ」鴻池を崎久保が撮影するシーンありました。
さらに、崎久保のPCに貼ってあったステッカーは、TBSで3月に放送された宮館さんがMC番組『黄金のワンスプーン』のイラストがデザインされたもの。『キャスター』と『黄金のワンスプーン』コラボが話題になりました。
「ワンスプーンからつながってるなぁと胸熱です」「カッコいい役名、鴻池翔!一言も台詞が無かったのも印象に残るわ」「イケメンシェフのステッカー私も欲しいんですけどだめですか?」といった声が見受けられました。
その他の放送後に反響を呼んだ『キャスター』関連で、Xの「トレンド」入りしていたキーワードには以下もありました。
「キャスター」
阿部さん演じる主人公の進藤は“型破り”と事前に設定が明かされていましたが、蓋を開けると、思った以上の破天荒ぶり。
独自のルールと行動で真実を突き詰めるキャラクター…と思いきや、「毎日がエイプリルフール」とも発言、次から次へと飛び出す衝撃の事実に、日曜劇場らしいどんでん返しの連続で大きな反響がありました。
X上では「怒涛の展開であっという間に終わってしまいました」「二転三転、、、むしろ何度展開が変わるのかと最初から最後までハラハラドキドキでした!」「メディアの在り方を問われる昨今、清濁併せ呑む内容に深いチャレンジ精神も感じました」などの声が上がっていました。
「加藤晴彦」
『小さな巨人』以来、8年ぶりの日曜劇場出演となった俳優の加藤晴彦さん。番組の編成担当・滝本真司役で登場しました。『ニュースゲート』初回放送後に、崎久保と会話するシーンも。
「本物?わぁ、元気そうで何より」「涙出そうだ」「加藤晴彦さん、久しぶりに見た 感じ変わりましたね」といった声が寄せられました。
日曜劇場『キャスター』はTBS系で、毎週日曜21時放送予定です。
第1話 あらすじ
※以下には放送内容のネタバレを含みます
民放テレビ局JBNの夜の報道番組「ニュースゲート」の新キャスターに、進藤壮一(阿部寛さん)が就任した。「ニュースゲート」は40年の歴史を誇る看板番組だが、近年は視聴率が低迷。そのテコ入れで、JBNの国定義雄会長(高橋英樹さん)が公共放送から彼を引き抜いた。
就任初日、「この番組を正すために来た」とスタッフに言い放つ進藤。慣例を破るスタイルを次々と宣言し、番組の総合演出に抜擢されたばかりの崎久保華(永野芽郁さん)は進藤とベテランスタッフの間で板挟み状態だ。
リニューアル初回の目玉は内閣官房長官・羽生剛(北大路欣也さん)の生出演。ところが、秘書から急きょキャンセルの連絡が入る。慌てるスタッフたちをよそに進藤は新人ADの本橋悠介(道枝駿佑さん)と羽生のもとに向かい、本人にキャンセルの理由と贈収賄疑惑との関連を問い詰める。贈収賄疑惑は進藤が密かに追っていたスクープネタだった。
しかし、その場で羽生が倒れ、進藤が応急処置をする。緊急搬送された病院が羽生の担当医がいる病院ではなかったことに違和感を持った進藤。本橋と崎久保と調べを進め、違法な手術を行った心臓外科医・田辺正輝(TAKAHIROさん)が医師法違反で逮捕される瞬間、違法手術関連で患者から法外な医療費、多額の寄付金を衣料メーカーから受け取っていた病院長・根津忠邦(緋田康人さん)の悪事を「ニュースゲート」中で暴いていく。
しかし、“搬送先変更”に絡むもうひとつの事実が発覚。脳腫瘍を患い、手術を待っていた少年の死との関連。進藤が少年と羽生の手術を担当した医師に取材すると、羽生を優先したわけではなく2人を平等に救おうとしたと明かす。次期総理を目指す羽生は少年の死に関連する情報を伏せるよう、進藤に取引を持ち掛ける。進藤は裏金を受け取り、事実とは異なる情報を報道する。