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製品評価技術基盤機構(NITE)は4月9日、公式X(@NITE_JP)に「防水性の衣類などを洗濯・脱水すると洗濯機が暴れます」と投稿し、“洗濯機事故”の再現映像を公開した。

Yuto photographer via Getty Images
洗濯機が暴れ回るようにくるくると回転
NITEによると、洗濯機を巡っては、①乾燥中の衣類が焼けた②脱水槽から洗濯物を取り出そうとして人さし指が衣類に巻き込まれた③脱水中の洗濯機から大きな音がして前面と後面の外枠が外れ、壁の一部が壊れたーーといった事故が発生している。
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③については、防水性の玄関マットを洗濯したため、脱水時に回転が不安定になって異常振動を引き起こし、大きく揺れて外枠に衝突したことが原因だったという。
NITEが公開した③のケースの再現映像には、自転車カバーを洗濯機に入れて脱水していたところ、洗濯機自体が暴れ回るようにくるくると回転し、最終的に勢いよく倒れる様子が収められている。
洗濯機の事故は直近でもSNSで報告されており、あるXユーザーは4月8日、「洗濯機爆発して家壊れたんだが」と投稿。「洗濯機と乾燥機OKの防水シーツをネットに入れて洗ったら脱水中に爆発音がしてこうなった」と、洗濯機の外枠が外れて壁に穴があいた写真を投稿した。
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NITEは洗濯機の事故対策として、「取扱説明書で禁じている防水性のものや、容量を超える量を洗濯しないでください。洗濯機が大きく振動し、本体の破損や周囲に被害を与えるおそれがあります」と呼びかけている。