【2025年のお花見予算ランキング】一番お金をかける都道府県は“あの県”だった。全国平均はいくら?

2025年の「お花見予算」は過去7年間で最高額に。使い道や都道府県別データも紹介します。
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3月24日(月)に東京で桜(ソメイヨシノ)の開花が発表され、東日本や西日本ではまもなくお花見シーズンが到来します。ウェザーニュースでは、事前にお花見の予定についてスマホのアプリ利用者を対象に調査を行いました。

今回は「今年のお花見予算は?」と「今年、お花見行く?」、「お花見宴会はしますか?」の三つの調査結果を発表します。

予算は全国平均2997円 過去7年で最高額

ウェザーニュースアプリのユーザーを対象にアンケート調査を行ったところ、今年のお花見予算は全国平均2997円となりました(選択肢は0〜10000円の中で500円刻みで回答、「0円」という回答を除いて算出)。昨年の2831円と比較すると166円金額が上がり、2019年以降で最も高額となりました。

▽過去のお花見予算の平均額
2019年 2728円
2020年 2476円
2021年 2129円
2022年 2505円
2023年 2530円
2024年 2831円
2025年 2997円

石川や富山は低予算が多い

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上の表1では、予算についての調査で都道府県ごとに回答数が最も多かった金額で色分けをしました。北海道や東北、関東は「3000円」が多かった一方、中部から九州は「1000円」〜「3000円」とばらつきがありました。

その中で富山県と石川県の2県が「500円」と他県に比べて低い金額になりました。別途行った「会社やグループで『お花見宴会』しますか?」という調査では富山県や石川県は宴会を「する」と回答した割合が1〜2%ほどと、全国平均5%を大幅に下回っています。富山県と石川県は宴会をする人が少ないことが低予算に影響していると言えそうです。

平均予算第一位は秋田県

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都道府県ごとの平均予算ランキングを見てみると、最も高い予算となったのは秋田県の4303円で、全国平均よりも1306円も高くなりました。例年上位にランクインする青森県は、昨年の4位から変動はありませんでした。

みなさんから寄せられたコメントをみると、「飲食費」や「交通費」として使うという人が多いようです。

▼予算が低い5県
43位長野2672円
44位岩手2618円
45位鳥取2477円
46位岐阜2402円
47位長崎2297円

「お花見へ行く」が約4割 花粉症で断念も

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今年、お花見へ「行く」と回答した割合は36.9%で、最も多かったのは佐賀県で56.5%でした。毎年恒例の行事として、みなさんが花見を楽しみにしていることがわかります。近所の桜並木や公園で気軽に楽しむ方や家族や友人とのイベントとしてお花見を計画している人もいるようです。

一方で、6割以上が「行かない」もしくは「決めかねている」こともわかりました。花粉症が理由で行かない、花粉症の症状の度合いによって決めるというコメントが目立ち、「花粉症」が大きく起因しているようです。

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